「水に飛び込む」というゴールに辿り着くまでに、実は子どもたちはたくさんの“小さな挑戦”をしています。今回ビタミンママでは、「サギヌマスイミングクラブ鷺沼」を取材。支配人の菊地さよりコーチに、スイミングクラブに通うことで身につくチャレンジ精神について話を伺いました。
掲載されている、ビタミンママ本Vol.98「わが子の将来を左右する幼児期の過ごし方」の詳細は
コチラ▶︎
親子コース|対象年齢:6カ月~3歳|レッスン時間:50分
体操場で、プールに入る前の準備運動。体の発達に合わせた運動、柔軟運動をしたりと親子でコミュニケーションをとりながら、しっかり体を動かします。
抱っこだと立位になってしまうため、子どもの体を水平にし、ときに仰向けにするなど、泳ぎの姿勢を意識した動きも取り入れています。
プールでは、子どもが不安にならないよう、最初は保護者と密着した状態からスタート。慣れてきたら徐々に、泳ぐ姿勢へ移行。
子どもの「これやりたい」という気持ちを大切に、フリータイムは長めに設けています。回数を重ねると、こんなジャンプも!
子どもたちの好奇心を刺激し「ちょっと上」の挑戦を提案
プールの中に入るまでに、子どもたちはたくさんの「チャレンジ」を乗り越えていることを知っていますか? ママ、パパの手から離れる、立ち上がる、歩きはじめる一歩がでるなど、たくさんの挑戦があるのです。
サギヌマスイミングクラブでは、そんな子どもたちの「チャレンジ精神」を応援しています。私たちコーチは、子どもたちの小さな頑張りを見逃さず、できたときにはしっかりと「すごい!」「やったね!」と褒めて認めて、讃える。これが次の一歩につながります。
親子コースは6ヵ月から3歳までが対象です。水に慣れることを目標に、好奇心旺盛な子どもたちの「あれをやりたい」「これをやりたい」をしっかり受け止めてあげながら、「ぶくぶくパッ」をする、潜る、自ら飛び込むなど、「こんなことができたらすごいね」という要素を加えたレッスンを行っています。
もちろん、なかなか一歩を踏み出せないお子さんもいます。例えば水面に浮かべた一本橋を立って進めないようなら、ハイハイで。一人では無理ならママ、パパと。小さなステップをひとつずつ克服することが成功体験となり、「よし、次も頑張ろう」という気持ちが芽生えます。
このコースでは、独自のコミュニティのようなものがあるのも特長です。ママが着替えたいときは、別のママがお子さんを見てくれたり、お友だちのチャレンジを褒めあったり。ガンガン飛び込む子を見ながら、「ウチの子もあんなふうになれるんだ」という、身近なお手本もいるので、親子でチャレンジしやすい環境も整っています。
サギスイだけ! 子どもの健全な発達と成長を応援!
菊地コーチによる、「子どもの健全な成長を促すアドバイス」が人気です。赤ちゃんのときの体幹の大切さや、健やかな成長を促すための足育などを、サギヌマスイミングクラブ発行の「ベビー通信」やセミナーなどで伝えています。「立ち上がったあと、体を支えるのは足です。靴の選び方や正しい姿勢などの足育は1~3歳くらいが大事なのです」と菊地コーチ。
チャレンジを見える化する、どこまでできるかなカード
レッスンの後に配られるシールは、頑張ってチャレンジした証。出席したらもらえる「すごいねシール」と、顔をつけられる、潜れるなど全部で20ある項目をクリアしたらもらえる「できるかなシール」の2種類が、子どもたちの自信を育みます。
掲載されている、ビタミンママVol98.『デキる脳を育てる本』0〜5歳の脳活 発売中!
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