マタニティスイミングやベビースイミング、幼児スイミング、親子クラスをはじめ、小中学生から大人まで、さまざまなニーズに応じたレッスンで泳ぐ楽しさを伝えるスポーツアカデミー新城。
水泳を通して丈夫な体を作るだけでなく、挨拶や約束を守ることの大切さ、努力で得られる達成感なども学びます。また空手やダンス、体操、ネイティブな英語でダンスを習うクラスなど、多彩なカルチャースクールも充実しており、子供たちの健康な体と豊かな心を育みます。
植木佳奈子コーチにお話を伺いました。
―― スイミングスクールだけでもさまざまなクラスがあるそうですね。
幼児から大人まで、幅広いクラスを設けています。中には赤ちゃんが生まれる前、妊娠16週からの妊婦さんを対象にしたマタニティスイミングというクラスもあり、安全安心なお産を目指すたくさんのプレママさんが通っています。
フィンを付けて泳ぐレッスンは効率的な有酸素運動によって体重管理ができるだけでなく、出産時の呼吸法の練習につながります。またウォーキングや筋力トレーニングによって出産に向けた基礎体力を身に付けます。さらに水中座禅で出産時のいきみの方法もアドバイスしています。クラスには助産師が付き添い、レッスンの前後に問診を行うだけでなく、プールに一緒に入水するので妊婦さんも安心です。
コーチや助産師は定期的にマタニティスイミングについての講習を受けているので、安全面も万全の体制を整えています。過去に一度だけ、レッスン中に陣痛が起きた妊婦さんがいましたが、日ごろの備えもあり、慌てることなく対応できました。
▲マタニティスイミング(スポーツアカデミー新城:川崎市中原区)
―― ベビースイミングに通うママと赤ちゃんも多いそうですね。
マタニティスイミングに参加していた方が出産後、継続してベビースイミングに通うというケースも多いですね。このクラスは生後6カ月からの赤ちゃんとママが対象です。赤ちゃんが水に慣れることを目的として、親子でプールに入ります。ふりこや浮き身、キックなど泳ぐための技術を身につけるだけでなく、歌を歌いながら体を動かしたり、手遊びや鬼ごっこをしたりと、遊びの要素を取り入れているのも特徴です。
レッスン後のフリータイムは同じくらいの年齢のお子さんを持つママ同士の交流の場にもなっています。2歳半からはそのまま継続して、親子スイミングに通う方も少なくありません。ママやパパと一緒にプールに入ってレッスンを受けます。親子で同じ体験ができる場になり、週末のレッスンではパパの参加も多いです。休日の新しい過ごし方としてご利用いただいています。
▲赤ちゃんが水に慣れることを目的として、親子でプールに入ります(スポーツアカデミー新城:川崎市中原区)
―― 指導方針を教えてください。
石橋をたたいて進むお子さんや、何でも積極的に挑戦してみようというお子さんまで、性格はさまざまです。一人一人の個性を見極めて、声の掛け方を変えるようにしています。最初は水が苦手なお子さんには、顔を付けられるようになったらいっぱい褒めます。
この成功体験が、次のステップへのチャレンジ精神につながります。子供たちが目標に向かって努力する気持ちや達成感、自主性が育つという意味で、進級制度も取り入れています。仲良くなったお友達が先に進むと「自分もやってみよう」という気持ちが育っていきます。
▲進級すると貰える帽子ワッペン(スポーツアカデミー新城:川崎市中原区)
―― さまざまなイベントも好評だとうかがいました。
伊豆や長野方面へのサマーキャンプやスキーキャンプや、体験型ワンデイ・イベントなどを実施しています。水泳だけでなく、体を動かす楽しさや、仲間と協力し合って過ごすアウトドアを通して、子供たちの成長を促します。
また年に2回の「わいわいフェスタ」は、パパやママが子どもと一緒にプールに入って、泳いだり、ゲームをしたりと楽しい時間を過ごします。中には我が子が潜ったり泳いだりできるようになった姿を見て驚きを隠せない方もいます。当スクールではスイミング以外にダンスや空手、体操のクラスもあります。大人向けのフィットネスジムやマシンジム、ヨガスタジオもあるので、親子で通う方も少なくありません。
▲わいわいフェスタ(スポーツアカデミー新城:川崎市中原区)
お話
▲植木佳奈子コーチ