レゴスクールは、ブロックを組み立てることだけが目的ではないそうですね。
ブロックは、自由に遊ぶことが多いのですが、レゴスクールでは見本の作品を再現したり、テーマをもとにコンセプトを考えて表現したり、お友達と相談しながら協力して大作に挑戦したりと、「遊びながら学ぶ、作ることで学ぶ」がモットーです。
山野楽器は、音楽教室を60余年運営していますから、子供たちへの教育のプロです。
ここに、レゴ ブロックという優れた教材を用いて、幼児は動物や車の組み立てから入り、徐々に、安定した橋の制作にはバランスが重要であること、歯車や滑車を使うことで作品が動き出す喜びなどを体感し、数学的な能力を育て、プログラミング学習へと発展させます。
▲山野楽器レゴ®スクール(川崎市中原区/武蔵小杉駅)
3歳からプログラミング教育が始まるのでしょうか。
幼稚園児は、レゴブロックを使ってプログラミングの基礎力を育てます。
2020年度からの小学校の指導要領改訂に伴って行われるプログラミング教育を鑑みて、レゴスクールもカリキュラム改定を行い、さらに強化しました。
たとえば3歳の「デュプロプログラミングトレイン」は、線路の上に「止まる=赤」「折り返す=緑」などが書かれたアクションブロックを置き、駅では止まる、行き止まりでは折り返すなどのコース上の指示を考えます。リアルの場で物事を総合的に考えながら、自分の考え通りに対象物を動かすというプログラミング的思考を育むことが目的です。
小学校1年生からは、実際にパソコンと連動させた本格的なプログラミング学習を行います。
▲山野楽器レゴ®スクール(川崎市中原区/武蔵小杉駅)
ワークブック教材も充実していると伺いました。
ワークブックは4冊あり、年齢ごとに内容は変わりますが、いずれも振り返りと定着、そして生きる力を育むことが目的です。
たとえば3歳向けのワークブックは、「いけ!いけ!はしれ!」は物理学的思考を、「モンスターたちのおはなし」は物語を聞きそれを発展させて自分なりのストーり―作成をすることで起承転結を学び創造力を育てます。
さらに、自分で作った物語を言葉で表現する力とプレゼンテーション力の基礎を育てる「サファリアドベンチャー」は動物や自然へ、環境への知識や興味関心を育てます。
「どんなきもち」は喜怒哀楽の表情が描かれたキャラクターを用いて、人はどんなことをしたら喜んでもらえるのか、悲しんでいる人にはどんな言葉をかけるといいのかなどを学ぶことで、人間力を育てます。
▲山野楽器レゴ®スクール(川崎市中原区/武蔵小杉駅)
お話を伺ったのは
レゴ®スクール武蔵小杉マネージャー
播 琴美先生