3歳前後からはじめる舌トレーニング

クローヴァ歯科クリニック(都筑区北山田)
▲クローヴァ歯科クリニック(都筑区北山田)

舌トレーニングや食事の仕方で
口の成長についてもサポート

 小児歯科の専門医であるクローヴァ歯科クリニックの院長、城戸秀美先生は歯の治療や虫歯予防に加えて、子供の口の成長についてのアドバイスも行っています。口まわりの筋肉の発達を促すことで、うまく食べられない、舌足らず、などを改善するという目的で行う「舌トレーニング」は3歳前後から始めることができます。方法としては細い平らな棒で舌を押す、舌を鳴らすといったトレーニングですが、褒め上手で明るい城戸先生のもと、子供たちも遊び感覚で楽しそうです。

 また「口の成長を促す食事の取り方についても、積極的にアドバイスしていきたい」と先生。食べる時間が長いのは口腔内の形に関係する場合も多く、急がせないことや次々に口に入れないことが大事です。離乳食を与えるときもスプーンを口に入れるのではなく、自分から口を持ってこさせることで唇に力がつき、口がポカンと開いていることがなくなるそうです。「歯医者さんは虫歯を治すだけではなく、口腔内の健康状態も含めて子供の成長を見たいと思います」。

虹があしらわれた診察室の入口をくぐると、城戸先生をはじめスタッフの方々が、子供の患者さんを明るく出迎えます(クローヴァ歯科クリニック:都筑区北山田)
▲虹があしらわれた診察室の入口をくぐると、城戸先生をはじめスタッフの方々が、子供の患者さんを明るく出迎えます(クローヴァ歯科クリニック:都筑区北山田)

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