自分の体験の記憶が抜けるのは認知症!?

エピソードを忘れる
それは認知症のサイン!?

 MRIは脳の萎縮具合から、認知症の進行度合いの検査も行えます。昨日の食事の内容を忘れることはそれほど問題視されませんが、いま食事したことを忘れるようになると注意が必要なのだそう。

「自分の体験がすっぽり抜けるのはちょっと心配ですね。すぐに診察を受けてください」。高齢者の発症が多い認知症については薬で進行を抑える治療に加えて、脳の各部の機能の低下を抑えるためのリハビリテーションも重要と話します。
オープン型のMRIは閉所が苦手な方や、親御さんの姿が見えないと不安になるお子様でも安心して検査を受けられます(港北エヌティークリニック:都筑区北山田)
▲オープン型のMRIは閉所が苦手な方や、親御さんの姿が見えないと不安になるお子様でも安心して検査を受けられます(港北エヌティークリニック:都筑区北山田)

MRIだけでなく、頭蓋内の出血や骨折の有無に加えて、くも膜下出血などの疑いがあるときはヘリカルCTを用い、画像診断を短時間で行います。さらに頸動脈の狭窄や動脈硬化を調べることができる頸動脈エコーなど、最新の医療機器を駆使して迅速かつ精密な検査ができる体制を整えています。「脳の病気は、一刻を争う事態も珍しくありません。素早く検査を行い、必要に応じて専門の病院を紹介しています」。

院長 井手口 浩之 先生(港北エヌティークリニック:都筑区北山田)
▲院長 井手口 浩之 先生(港北エヌティークリニック:都筑区北山田)

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