早いうちからの自己管理で 活力ある健やかな毎日を!<林医院:都筑区勝田町>

若者と高齢者、社会的な役割は違っても健康は生活の要。
それぞれの充実した毎日のために健康維持のポイントを、林医院の林 毅先生に教えていただきました。

お話

林医院 院長 林 毅先生

体の節目は50歳。
ここから将来に向けた自己管理を

若い人が自分の健康について心配することなく、希望をもって働ける社会であってほしい。そのために自分に何ができるのか、どう生きたらいいのか。私自身も60歳を過ぎ、そんなことを考えることが多くなりました。80歳、90歳まで生きられる時代になった今、早いうちから自分の体の声に耳を傾け、健康を維持することの大切さを実感しています。

50歳を超えたあたりから体が大きく変わります。新陳代謝が悪くなって、筋肉量が落ち、脂質の数値も上昇。今まで徹夜しても全然平気だったのに、2週間くらい調子が戻らない、そんな小さな不調を感じてくる頃でもあります。ここからは自己管理が肝心です。

健康を維持するには
日々の積み重ねが大切

まず、筋肉が衰えないようにしましょう。手軽なウォーキングでいいので、「今日は〇歩も歩いた!」と歩数ばかり気にせず、正しい姿勢で歩くことを心がけてください。姿勢が保てなくなる主な原因は腹筋が弱くなることなので、普段から歩く姿勢、座る姿勢をきちんと維持できるようにしましょう。食事では、筋肉をつくるタンパク質をきちんととり、腸内環境を整える野菜もたっぷりとりましょう。質のいい睡眠も大切です。どれも基本的なことですが、日々の積み重ねが大切なのです。

私は、いつか、週末には郊外のアトリエに行って絵を描く、そんな生活を送ってみたいと思っています。夢は生きる活力にもなります。人生一生チャレンジです。みなさんにも、そんな前向きな気持ちで、ご自分の体と向き合い、健やかな日々を過ごしてほしいと思います。

最新情報をチェックしよう!