内科、小児科から、皮膚科、形成外科・美容外科まで幅広い診療科目で、赤ちゃんからお年寄りまで何でも相談できる「かかりつけ医」として地域に根づいた診療を行う松井クリニック。連日200名前後の診療をこなしつつ、自らのアンチエイジングにもストイックに取り組む「超熱血ドクターM」でお馴染みの松井潔院長に、若々しさをキープする秘訣について伺いました。
体が資本。「人生のハーフタイム」を機に高まる後半戦への意欲
人生はサッカーの試合に似ていると思うんです。45分の前半後半。選手たちは、たとえ前半で点が取れなくても、後半もあきらめず、全力で戦い続けます。
でも、これが人生となると、ハーフタイムちょっと前、40歳くらいから人生をあきらめはじめちゃう方って結構いませんか?それじゃ人生には勝てないし、第一つまらない。消化試合になっちゃいます。もっと自分に興味をもって、積極的に楽しまないとって思うんですよ。
僕は2016年に突然倒れ、一時は心停止になったんです。でも完璧な救急救命処置によって九死に一生を得ました。そして、およそ10日間の入院を経て、なんと2週間後には診療を再開したんです。周りからは「奇跡」って言われました(笑)。
僕にとって、あの時が人生のハーフタイム。いまは、人生の後半戦が始まったばかりです。もちろん、前半から「キレッキレ」で、仕事も運動も趣味もめいっぱいやっていましたが、後半はさらにふたつの点に注意しました。
「アンチエイジングは一日にして成らず」を院長自ら実践!
まず、さらに筋肉量を増やすこと。毎朝5時から筋トレを60分、2週に1回はパーソナルジムにも通っています。筋肉って、運動しないと20代をピークに1年に1%ずつ減っていくんです。70%を切ると自力では立てないこともあるので、高齢の方で歩行に杖が必要になることが多いのはこのためです。まさに筋肉は身体の貯金。やる気になれば、40歳からだって60歳からだって増やせるんです。
食事は、ある程度の糖質制限です。炭水化物は小腸で吸収されると糖質に変わるので、控えめにして、タンパク質を多く摂っています。この習慣で、太らない身体になったので、週に1度は大好きなスイーツを堪能(笑)。日々のちょっとした注意で、人生の後半戦が、楽しくなるはずです。
「いつまでもピッチに立って輝いていてほしい」。そんな想いからできた「松井クリニックwith Salon M’s」
僕がクリニックの2階に「松井クリニックwith Salon M’s」を作ったのは、人生のハーフタイム前後とそれ以降の女性を応援するためです。肌がきれいになり、気になっていたシミやしわが目立たなくなると、さらに自分磨きがしたくなるはず。一生、ピッチに立って試合を楽しみましょう。