医師夫婦の強力タッグでプライマリーケアを実践

横浜市青葉区にある呼吸器内科のきくち内科。院長の菊地敏樹先生と、副院長の菊地葉子先生に、治療内容や病院への想いなどを伺いました。

明るい待合室。フリーWi-Fiを設置しており、無料でインターネット利用ができます。

高度な専門治療と予防医療、在宅診療まで幅広くサポート

2010年の開院以来、院長の菊池敏樹先生と副院長の葉子先生のご夫婦が二人三脚で診療にあたっています。敏樹先生は呼吸器とアレルギー疾患治療のエキスパート。昭和大学藤が丘病院で呼吸器やアレルギー疾患の治療、院内感染対策、救急医療に長年携わってきた経験を生かし、長引く咳や喘息などに悩む多くの患者さんを支えています。

風邪や発熱などの症状のある方の待合室。リモートで昇降するパーティションがあり、空間を分けることができます。

一方の葉子先生は横浜市保健行政医師や産業医、校医としても活動している予防医療のスペシャリスト。穏やかな口調で、生活習慣病などに悩む患者さんの心をリラックスさせながら診療にあたります。

また、地域の高齢化を受けて、通院歴があり健康状態を把握した患者さんに限り、在宅医療にも対応。地域の方々にとってなくてはならない存在です。

セルフレジがあり、会計時の接触を避けることが可能。クレジットカードなどのキャッシュレス決済にも対応しています。

院内の動線を分け、患者さんを感染症からガード

徹底した院内感染症対策を行っていることも大きな特長です。待合室、診察室、会計、出口を2カ所ずつ設け、「定期的な通院の方」と「急性経過の風邪症状・発熱・胃腸炎症状のある方」の専用エリアを設置。それぞれの動線を完全に分けることで、同じ時間枠での一般外来と発熱外来の診察を可能にしました。

気管支の炎症の状態を確かめるための検査機器(呼気NO検査機器)喘息や止まらない咳などの診断に役立ちます。

また、新型コロナウイルスのワクチン接種の時間帯には、風邪や発熱症状の方の受付や診察は行わない、PCR検査は午前の診察終了後に検査専用スペースで行うなど、患者さんにとって安心・安全な環境を整えています。

ビタミンママ編集部の注目ポイント

健診や検診で健康状態をしっかりチェック

健診専用の診察室

病気になってから治療するのではなく、病気にならないようにする「予防医療」に注力しています。生活習慣病を予防・改善する「特定健康診査」を受ける患者さんは、毎月40人以上もいるそう。

また、横浜市健康診査、PSA検査、大腸がん検診、肺がん検診などにも対応。同院で受けた健診や検診の結果の保健指導はもちろん、他院で受けた結果の説明やフォローアップにも丁寧に応じてもらえると評判です。

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お話を伺ったのは

きくち内科 院長:菊地 敏樹先生(右)・副院長:菊地 葉子先生(左)

院長:菊地 敏樹先生
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医(内科)

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