▲二子新地ひかりこどもクリニック：川崎市高津区
クリニックには、おねしょ・肥満・低身長・食物アレルギーなどの専門医が在籍していると伺いました。
現在、小児科は、院長の私を含め常勤2名、非常勤4名の6名の医師が診療に当たっています。小児科は毎日2診体制で、内科や皮膚科の診療日も設けており、ご家族で受診できるファミリークリニックとして、気軽に相談してください。
相談の多い夜尿症は腎臓専門医の私が担当します。食物アレルギーや肥満・低身長なども専門外来を設け、約30分を目安にしっかりとお話を聞き、お悩みに応えています。
夜尿症の治療の際、重視していることを教えてください。
夜尿症のみであれば、生活習慣を見直すことで改善する場合があります。ただ、まれに他の疾患が見つかることもあるので、昼間に尿が漏れてしまうとか一度治ったおねしょが再び見られるようになった、もしくは夜尿が週3回以上と頻度の高い場合は、通院をおすすめします。
おねしょをしたくてしている子はいません。本人も治したいと思っているけれど、恥じらいがあって言い出しにくいことも考えられます。小学校に上がると宿泊行事の機会もありますから、親御さんが早めに気付いてあげてほしいですね。治療の際には、本人ともじっくり話をして、「一緒に頑張って治そうね」というスタンスで接しています。
最新の検査機器なども積極的に導入しています。
▲新規導入した聴力検査機器（左）と起立試験で使用する自動血圧測定機器（右）
（二子新地ひかりこどもクリニック：川崎市高津区）
乳幼児健診やお誕生日健診などの際、従来から、弱視のスクリーニング検査を行っていますが、新たに難聴かどうかを調べる聴力検査も追加しました。さらに、めまいやたちくらみ、朝起きられないなどの相談があったときの起立試験で使用する自動血圧測定機器や、最新のPCR検査機器も導入しています。
すべては患者さんとそのご家族、ひいては地域のみなさんに貢献したい、との思いからです。これからも、最新かつ最適な医療をご提供できるよう私自身勉強を怠らず、子どもたちの成長と発達を見守ります。
お話
二子新地ひかりこどもクリニック
院長 久保田亘先生
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掲載書籍「0～4歳の気になる「育」を集めました」
