耳が詰まるような違和感は難聴の恐れも

耳の違和感は突然の難聴!?
放置せずに早めの対処を

鈴木耳鼻咽喉科医院(麻生区下麻生)
▲院長 鈴木 毅 先生 鈴木耳鼻咽喉科医院(麻生区下麻生)

 最近増えている症例のひとつに大人の「低音障害型感音難聴」があります。耳が詰まるような違和感や水が入ったような感覚があり、検査をすると低音域だけが聞き取りにくくなっている病気で、症状が進行するとめまいを伴い、メニエール病になることもあるそうです。ストレスや疲れなどがきっかけとなることが多く、初期段階であれば内服薬で改善するケースが多いため、「何かおかしいと感じたら早めに受診してください」と鈴木先生。

また、冬場は風邪から中耳炎を引き起こす子供が多くなるそうです。「頻繁に耳をさわったり話しかけても反応が鈍いなど、普段と違う素振りがないか注意してあげてください」。このほか、アレルギー疾患で来院する子供も多く、内服薬やスプレーなどの外用薬に加えて、舌下免疫療法も用いて、患者さんの悩みを解消しています。

薬液を霧状にして鼻腔に行き渡らせる機械「ネブライザー」(写真右)と防音の聴力検査室(写真左)(鈴木耳鼻咽喉科医院:麻生区下麻生)
▲薬液を霧状にして鼻腔に行き渡らせる機械「ネブライザー」(写真右)と防音の聴力検査室(写真左)(鈴木耳鼻咽喉科医院:麻生区下麻生)

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