「療育手帳」と「受給者証」の違いとは?安心して相談するために正しい理解を!

「発語が遅い」「指さしをしない」「呼んでも振り向かない」など、乳幼児健診時に該当する項目があった。
大きくなるにつれ「集団行動ができない」「こだわりが強すぎる」「落ち着きがない」など、気になる点がでてきた。

「発達障害」など、はっきりとした診断は受けていないけれど、日々不安を感じているというケースも多いようです。
そんなママたちも、もっと気軽に相談したり、サポートを受けたりできる施設があれば、随分気持ちが楽になるのではないでしょうか。

そんな施設の一つ、「児童発達支援事業所」は、医師の診断の有無に関わらず、誰でも利用できる施設です。

児童発達支援事業所「アートチャイルドケアSEDスクール武蔵新城」スクール長の田村先生にお話しを伺いました。

▲武蔵新城駅から徒歩3分。2017年9月にオープンし室内もキレイです。/アートチャイルドケアSEDスクール武蔵新城

まず、児童発達支援事業所は、「療育手帳」(医師の診断により等級を定める障害手帳)がないと利用できないと勘違いされている方が多いのですが、もちろんそんなことはありません。
行政の支援を受けながらこのような施設を利用するために必要なのは、「受給者証」という許可証で、「療育手帳(障害者手帳)」とは全くの別物です。

〇療育手帳
医師の診断により等級を定める障害者手帳

〇受給者証
療育施設や放課後デイサービスに通所するための許可証

この「受給者証」を取得することにより、行政からの給付金を受けながら福祉サービス(発達支援や放課後デイサービスなど)を利用することができるようになります。
取得については、自治体によって手続きが異なる場合がありますので、詳しくはお住まいの自治体の担当窓口(市役所障害福祉課、保健センター等)にお問い合わせください。

▼療育施設を利用するための方法を4つのステップで紹介しています。自治体の連絡先の一覧も掲載。

横浜・川崎

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この「受給者証」は1年間の更新制のため、施設の先生と相談し、療育が必要なくなれば返却もしくは更新をしなければOK。
更新するか否か、1年ごとに子どもの様子を見ながら判断していくシステムです。

「SEDスクール武蔵新城では、ママさん同士が楽しく会話をしたり、先生に悩みを打ち明けたり。ママが一人で悩まない環境作りにも心掛けています。安心して相談に来てください」と優しい笑みの田村スクール長。

悩みが尽きない子育て・・・。ママがほっとできる場としても、心強い存在ですね。

▲遊具が充実しており運動系のプログラムも沢山あります。/アートチャイルドケアSEDスクール武蔵新城

常時、無料体験会実施中です。
なんとなく気になっているけど、誰にも相談できなくて・・・そんなお母さんもぜひこの機会に気軽に訪ねてみてはいかがでしょうか。

お問合せ:044-863-7022(アートチャイルドケアSEDスクール 武蔵新城)

 

横浜市の方は、ぜひ「アートチャイルドケアSEDスクール横浜センター南」に相談してください。

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