子どもの発達のスペシャリスト 野中友美先生に聞きました!
児童発達支援ACO代表理事
野中友美先生
この度、20年以上子育てファミリー向けの情報発信を続けてきた「ビタミンママ」が主管となり、
ママ・パパの不安に寄り添う新たな情報発信・情報交換の場として「気になるこんそーしあむ」を立ち上げます。
そして、来る6月23日「気になるこんそーしあむ」第1回オンラインセミナーが開催されます。
児童発達支援「アントワープカウンセリングオフィス(ACO)」の代表理事 野中友美先生にご登壇いただきます。
「ACO」は、子どもの成長段階に応じた支援とともに、「子どもを育てる保護者を一人にしない」をモットーに、保護者の心のケアにも力を入れています。
そんな野中先生に、ストレスを抱え込まない、子育ての向き合い方のヒントを教えていただきました。
子育てが苦しいと感じる理由は・・・
子育てが大変と感じるポイントは、個人により異なり、これはご自身の見方、聞き取り方、想像の仕方など、これまで育ってきた環境や培われた物の捉え方(=認知)、性格(パーソナリティ)の傾向が大きく影響しています。
この影響を受けて子育てが行われることにより、子育てが大変、不安といったネガティブな傾向となり、苦しくなってしまうのです。まず、ご自身のこれまで生きてきた環境の中で培った考え方のクセ(=認知のクセ)に気づくことが重要です。
認知のクセ(考え方のクセ)は、状況や置かれた状態がきつくなると、さらに強くなり、苦しさを伴って、ストレス度を上げてしまうことにつながってしまいます。
「子育てが大変」と感じるか、「大変だけど、我が子がこんなことができるようになった、だから今のままでいいんだ」と考えられるかは、いつも自分の心が決めていることを忘れずに、心のクセを知ることで自分自身を否定せず、子育てに向き合うことが大切です。
自分の考え方のクセを知ることで、子育ての悩みの軽減に繋がるなんて、とっても興味深いお話ですね。
そして、その考え方のクセには、「白黒思考」、「ポジティブ要素の否定」、「ラベリング」等々、代表的な10のパターンがあるそうです。
それぞれどのようなクセなのか?自分がどれに当てはまり、どんなことに注意するとよいのか?など、
気になるこんそーしあむ第一回セミナーでは、臨床心理士として数多くの「こころの相談」も行う野中先生が、専門的な話をやさしく分かりやすく紐解いてくださいます。
子育てのヒントが満載のオンラインセミナーにぜひご参加ください。
未就学児ママ向け
開催時間:11:00~12:00
※受付は終了しました
セミナーに関するお問い合わせ先:045-904-4320(ビタミンママ)またはメール
子どもの発達や保護者支援のスペシャリストとしてご活躍の先生方によるセミナーを開催します。「子どもの困った行動を減らすコツ」や、「親である自分を知ることの大切さ」など子育ての悩みや不安を軽減するヒントが満載のセミナーです。
セミナー登壇者(予定)
星槎大学大学院
教育実践研究科教授
岩澤一美先生
「子どもの好ましくない行動を減らすには」
~親が変われば子供も変わる~
児童発達支援・放課後等
デイサービス
「アントワープカウンセリングオフィス」
代表理事
野中 友美先生
どうして子育てってこんなに大変なの?
~ママ自身の心のクセを知ってやさしい子育てを~