【気になる子どもの行動】家では話ができるのに、園ではほとんど話をしない

子どもの「気になる」行動について専門家に聞いてみました

一人で遊べる時間が増えたり、少し言葉が出るようになったり、子どもの成長を実感してうれしいと思う反面、自我の発達に伴って自己主張も激しくなり、「これって大丈夫?」と不安に思うことはありませんか。多くのママが疑問や不安を感じる子どもの「気になる」行動をリストアップしました。

家では話ができるのに、園ではほとんど話をしません
イヤイヤ期 対応 3歳 発達障害
結城教授

緊張で話せない、また自分の考えを言葉で伝えられない子もいます。前者の場合、みんなの前では無理でも、先生と一対一なら話せることもあります。この場合は「話さないこと」を意識させないようにし、「声に出さなくてもあなたのことをちゃんと理解しているよ」と伝えてあげましょう。

何年も一言も話さないという場合は、特定の状況では話せない何らかの理由があるかもしれないので、専門の機関に相談することをおすすめします。

 

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お話を伺ったのは

國學院大學人間開発学部 子ども支援学科 結城 孝治教授

専門は臨床発達心理学、発達心理学。子どもの思いを理解し、子ども視点での子育ての在り方を、自らの子育て経験も交えつつ、わかりやすく解説してくれる。保育所等での発達心理相談の経験も豊富。