【秋を楽しもう】旬の野菜図鑑


秋の旬をむかえる野菜は、甘みがあり、さむい冬に備えるためのエネルギーもたっぷり。
あたたかい料理にもよく合います。

紹介記事は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:2024年秋の号で掲載しています。

代表的な秋の旬野菜

さつまいも:江戸時代にさつま地方(いまの鹿児島県)から日本中に伝わったため「さつまいも」と呼ばれるように。食物せんいとビタミンがたっぷり。

にんじん:寒さにあたると、甘さが増します。風邪をひきにくくするカロテンがたっぷりで、特に皮に多くふくまれます。油といっしょに調理すると吸収されやすくなります。

れんこん:食用のハスの泥にうまった茎の部分。ビタミンCや食物せんいがたくさん。調理の方法によってシャキシャキ、ほくほく、いろいろな食感を楽しめます。

ごぼう:食物せんいたっぷり。ごぼうの香りや風味は、皮の部分に含まれています。皮はピーラーなどで厚くむかず、包丁の背でこそげ落とすくらいで十分です。

じゃがいも:ほくほくとした「だんしゃく」、形のくずれにくい「メイクイーン」をはじめ、たくさんの種類があるじゃがいも。料理によって使い分けるのがおすすめ。

さといも:体内のよぶんな塩分をだし、むくみを取ってくれるカリウムがたくさん。ぬめりがあるので煮ものにするときは塩でもむか、さっとゆでてから調理します。

じゃがいもには毒があるって本当!?

じゃがいもの芽や、光があたって緑色になった皮には、天然毒素のソラニンやチャコニンが多く含まれています。たくさん食べるとおなかが痛くなったり吐いたりすることがあるので、しっかり取り除くことがたいせつです。皮は、蛍光灯のあかりでも緑色になります。また、気温が高くなると芽が出やすくなります。

保存するときは、新聞紙につつんでくらい場所へ。室温が15℃を超えるようなら冷蔵室へ入れたほうがよいでしょう。

秋が旬の食べもの

かつお、さけ、サンマ、えび、かき、ぶどう、りんご、くり など

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