【おやこでクッキング】子どもと一緒に 料理をしよう!

『おいしいえほん』の連載「おやこでクッキング」で、子どもと楽しめるおやつレシピを紹介している管理栄養士の富山彩さんに子どもと一緒にクッキングを楽しむコツを伺いました。

お話し

富山 彩さん
なのはなキッチン主宰、管理栄養士。
横浜市を中心に、行政の乳幼児健診や学童保育などで食の講座の講師・アドバイザーとして活躍。アレルギーに対応した料理教室の開催やレシピ提供なども行っている。

紹介記事は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:2026年はるの号で掲載しています。

一緒に料理をすることで自信を深め、
親子の信頼関係も

一緒に料理をすることは、親子の大切なコミュニケーションの時間になります。教えてもらった経験や一緒に取り組んだ記憶は、思い出として強く残り、親子の関係性を深めてくれます。また、子どもが料理や食に興味をもつきっかけにもなります。

わが家では、できたときには一緒に喜び、しっかりほめることを大切にしています。その積み重ねが子どもの自信につながり、親子の信頼関係を深めるきっかけになっていると感じています。また、この本の「おやこでクッキング」をきっかけに、料理がより身近になったようで、「この本のときみたいに、またママのお手伝いするね!」と言ってくれたり、「あのとき、ママと一緒に〇〇をつくったよね」と、楽しかった思い出として話してくれることもあります。

幼児期のクッキングは、調理の技術を身につけること以上に、食材や調理の楽しさや、おもしろさ、そして「食べものっておいしいんだ!」と気づき、「(料理を)ってみたい!」という気持ちを育てる大切なチャンスなのではないかと感じています。

子どもの発達に合わせて
楽しくチャレンジ!

子どもができることは、年齢や発達によって少しずつ変わっていきます。大切なのは、「何歳だからここまでできる」と決めつけるのではなく、その子の発達や興味に合わせて、できることを一緒に楽しむことです。無理なく、楽しく関わることが、料理への「やってみたい!」につながります。

●1歳ごろ
感覚(触る・見る・においをかぐ)を通して世界を知る時期

・野菜を洗う
・粉や野菜に触れてみる
・においをかいでみる など
安心して触れる経験がとても大切な時期です。「見る・感じる」体験をたくさんさせてあげましょう。

●2歳ごろ
手先が少しずつ器用になり、「自分でやりたい!」という気持ちが芽生える時期

・混ぜる
・こねる
・丸める
・ちぎる  など
力加減がまだ難しいため、結果よりも家庭を楽しめる作業がおすすめです。「できた・できない」より、「一緒にやったね!」を大切にしましょう。

●3歳ごろ
両手を使い、「順番」「やり方」が少しずつわかってくる時期

・盛りつけ
・型抜き
・簡単な包丁(大人と一緒に・短時間)
道具を使う経験が、「できた!」という自信につながります。

●4歳ごろ
危険を予測し、話を聞きながら行動できるようになる時期

・フライパンで炒める様子を見る
・火を使う作業を見守りのもとで体験する
「怖いからさせない」のではなく、少しずつ経験することが大切です。

子ども専用の調理道具でなくてもOK!

調理道具は、家にあるものの中から子どもが持ちやすいものを選んだり、小ぶりなものを用意したりするだけで十分です(よく使う写真の道具は、すべて100円ショップでそろえました)。

「おいしいえほん」とは…

おいしいえほんイメージ

「ビタミンママのおいしいえほん」は、年4回発行の食育フリーペーパーです。

お気に入りの絵本に出てくるおいしそうなあの料理。どんな味かな? どうやってつくるの?
想像をふくらませて、親子でキッチンに立ってみたり、絵本をめくってゆっくりお話ししてみたり。「そんな楽しい時間がもっともっと増えますように」そんな思いで「おいしいえほん」をつくっています
もっと、詳しくはコチラ▶︎

おいしいえほん 食育 ビタミンママ

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