3歳から小学生までの子どもをもつ家庭の「食育」について調査

ビタミンママでは3歳から小学生までの子どもをもつご家庭を対象に「食育」について、以下のアンケートを事前に実施。約100名の方から回答をいただきました。その一部をご紹介します。

アンケート内容
- 子どもが喜ぶ定番メニューは?
 - 子どもが苦手な食材・メニューは?
 - 苦手な食材を残した時の対応は?
 - 調理の手伝い。何を子どもにさせていますか?
 - 「食」について子どもに伝えたいこと
 
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子どもが喜ぶ定番メニューは?
第1位 カレーライス
1番回答が多かったのは「カレーライス」でした。
- 年齢が離れた子どもが2人いますが、2人とも好きなメニューです
 - カレーライスなら苦手な野菜を入れても平気で食べます
 - レトルトのものよりもカレールーで作るおうちのカレーの方がよく食べます
 - ジャガイモをいっぱい入れた甘口のカレーです。人参は嫌いなので入れません
 - カレーライスが好きです。カレーライスの翌日のカレーうどんも食べられるのが楽しみだからだそうです
 

第2位 ハンバーグ
2番目に回答が多かったのは「ハンバーグ」でした。
- お子さまランチにあるような食べ物が好きみたい
 - ハンバーグの日は野菜もいつもよりモリモリ食べてくれます
 - ハンバーグの中にとろけるチーズを入れてトマトソースをかけるチーズトマトハンバーグが好物です
 - わが家特製の豆腐ハンバーグが大好物です
 - ソースはデミグラスよりもポン酢などを使った和風が好きなようです
 
第3位 唐揚げ
3番目に回答が多かったのは「唐揚げ」でした。
- スパイスの効いた有名店の味付けをした唐揚げが好きです
 - 甘辛い下味をつけて、サクサクに揚げた鶏のから揚げが大好きです
 - 唐揚げの他にも、ポテトフライ、エビフライなどの揚げ物は、子どもが喜ぶ定番メニューです
 - タコやイカ、サトイモやにんじんなどの野菜も唐揚げ粉につけて揚げるとおいしいと言って食べてくれます
 

第4位 オムライス
4番目に回答が多かったのは「オムライス」でした。
- オムライスです。たまごが好きなので、非常に喜んでくれております
 - 中のごはんに野菜を細かくきざんでたくさんいれて、とろとろ卵にします
 - オムライスやオムレツや卵焼きなどの卵料理ならなんでも食べます
 
第5位 シチュー
5番目に回答が多かったのは「シチュー」でした。
- ビーフシチューよりホワイトシチューのほうが好きみたいです
 - 苦手なブロッコリーもシチューなら完食してくれます
 - ごはんにかけてもおいしいのでたくさん食べてくれます
 
子どもが苦手な食材・メニューは?
子どもが苦手な食材やメニュー、苦手な食材を食べられるよう工夫していることを教えていただきました。
【特集】遊び食べ、好き嫌い、かんしゃく、、、子どもの「気になる」行動について専門家に聞きました
第1位 ピーマン
1番回答が多かったのは「ピーマン」でした。
- 定番ですが、ピーマンやにんじん。苦味やにおいが気になるものは苦手です。
 - ピーマンです。わからないように細かく刻んで料理に入れて食べさせています。
 - 茹でて苦味を取って無限ピーマンにしたり、大好きなちくわと一緒に炒めたりしたら食べられるようになりました。
 - ピーマンの肉詰めは食べられるようでケチャップとソースをかけて好きな味にしています。
 - ピーマンがとにかく嫌いです。嫌いなのを分かっているので無理に食べさせることはしてません。
 

第2位 トマト・キノコ
2番目に回答が多かったのは「トマト・キノコ」でした。
- 生のトマトが大嫌いだったのですが、トマトに熱を加えたピザなどのメニューで慣らして、今では生のトマトも大好きになりました
 - トマトなど野菜が苦手です。味噌汁やカレーに入れて食べられるようにしています
 - しいたけが嫌いです。春巻きに入れてると気付かず食べることが多い
 - しいたけは焼くと少しは食べれるので、チーズを乗せて焼いたりしています
 - キノコは飲み込むタイミングがわからないそうなので、小さめにカットして出す
 
第3位 にんじん・ナス・魚
3番目に回答が多かったのは「にんじん・ナス・魚」でした。
- にんじんが嫌いで残してしまいます。細かくしてにんじんとわからないようにしています
 - なすが苦手。味噌や焼肉のたれなどで濃いめの味付けにすると食べられます
 - なすはお味噌汁の具材にすると食べられます
 - 魚は焼き魚だとあまり食べないのでムニエル やフライにすることが多いです
 - 焼き魚の身をほぐしたものをご飯と混ぜたりして食べさせています
 
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第4位 ほうれん草・ブロッコリー
4番目に回答が多かったのは「ほうれん草・ブロッコリー」でした。
- ブロッコリー・ほうれん草・グリーンピースなど緑色の野菜を食べてくれません
 - ミンチ肉に小さく刻んで混ぜてハンバーグや肉団子にして食べさせるしかないですね
 
第5位 ネギ
5番に回答が多かったのは「ネギ」でした。
- とても過敏で、少しネギの緑が見えただけでも全く手をつけない為、細かく刻むだけでなく、ミキサーにかけて形をなくしています
 - 大きく斬られた白ネギが苦手です。鍋にも細かく刻んでいれています
 
苦手な食材を残した時の対応は?

子どもがが苦手な食材を残した時、パパやママはどう対応しているのでしょうか。
なんとかして食べさせる
- 一緒に食べる。少しでも食べれたらこれでもかってくらい褒める。苦手だなと思うものは少し少なめに盛り付けて食べれたことの自信をつけさせる
 - 残したら夜ににんじんのオバケがでると言って食べさせています
 - 残り5口食べようかとか、具体的に数を決めて頑張って食べるように促します
 - 苦手な食材を小さくして歌を歌いながら気を紛らわせて口へ入れちゃいます
 - 味付けが悪くて残した場合は仕方ないとしていますが、そうではない場合にはどんなに時間がかかっても残さず食べるようにさせています
 
声かけで励ます
- 怒らず「からだにいいよ」とか「元気になってもっと遊べるよ」と声かけをして様子をみる
 - 1つだけ食べてとお願いしますが、どうしても食べてくれないときは、1日で1回でも野菜を食べていれば良しとして残します
 - 自閉症スペクトラムで味覚にとても敏感なので、一度挑戦してもらってダメなら無理に食べさせないようにしています。年齢が上がるにつれて食べれる物も少しずつ増えています
 - 体調の問題で体が受け付けていない可能性もあるのでまずは子どもの体調を観察する。大丈夫そうであれば一口だけでも食べてみようと声かけをする
 
一緒に考える
- 苦手な食べ物はあまりないが、残した時はその食べ物の切る前や調理前の状態のものを見せたり、どのように育つのかなど興味が持てるような話をする
 - どういう所が苦手だったか(味や見た目など)を聞いて、次回の献立に役立てるようにしています
 - なぜ嫌いなのか理由を尋ねて、どうすれば美味しく食べられるか、相談します
 - 「ママ頑張って作ったのにな、悲しいな、どうしたら食べてくれるかな?」と、それとなく食べられる方法を聞き出し次の調理に活かします
 
親が食べてみせる
- 基本的に子どもが残した食材は、自分たち親が食べるようにしています
 - 「食べてくれないと悲しいよーせっかく作ったのに」と言っても残す場合は、親が食べています
 - 無理矢理食べさせると逆効果のような気がするので、残した野菜を子どもの前で「おいしい!」と大げさなリアクションをしながら食べます
 

ごほうび作戦
- 「これ食べたら後でアイス食べてもいいよ!」にする時もあれば、全部食べられなかったからその日はおやつを無しにする時もあります
 - 出されたものは全部食べるのがマナーであるのを教え、食事前のおやつを減らそうという提案をやんわりと伝える
 - 出された量の半分は食べるように伝えて、半分を食べた上で残すのは仕方ないとしています。残した場合はデザートはなしだよ、と事前にルールを決めています
 
ほめる
- 一口でも食べられたらオッケー、はなまるということにしています
 
- たまに頑張って食べてくれたときは、すごい!嬉しい!とほめまくります
 - 一度くらい残してもかまわないし他の物を食べているから生きてるので、頑張って食べたときにほめることに重きをおいています
 
お料理のお手伝い。何を子どもにさせていますか?
年齢によってできることに違いはありますが、普段ご家庭でどんなお手伝いをさせているのか聞きました。
させていない
- まだ小さいのでなかなかお手伝いまでお願いできそうにありません
 - 調理に興味を持っていないようなので、調理のお手伝いはさせていません。興味を持った時にさせようと思っています
 - 子どもの料理は親が作るものだと思っていたので考えていませんでした
 - 今はまだ早いと思い特に何もさせていません。仕事が終わってから食事の準備をするので、子どもにゆっくり料理の手伝いをさせる余裕がないのも理由です
 

卵割り、調味料を入れる、片付けなど
- 包丁はまだ年齢的に危ないので、混ぜたり調味料を入れたり具材を入れたりするのだけお手伝いをさせています
 - お米を洗ったり、お好み焼きの粉を混ぜたり包丁や火を使わないことを手伝ってもらってます
 - 食べた食器は流しに必ず下げさせる。本人がやると言ったら割れない食器だけ洗ってもらいます
 - ゆで卵の殻割り、卵をまぜる、餃子を包んだり、肉団子を丸めたりをさせています
 - サラダ作りでレタスやミニトマトを洗って千切ったり、きゅうりを包丁で切ったり、卵を割ってみたり、ハンバーグの材料を混ぜてこねてみたり、お米を研いでみたりと簡単な作業を親子で一緒にやっています
 
ピーラーや子ども用の包丁、はかりなどを使って
- じゃがいもや人参などのピーラーでの皮むきをさせています
 - 少しずつ子ども包丁で野菜を切るのを手伝ってもらいます
 - 柔らかい食材、小松菜やキャベツなどの葉物を切ってもらったり炒めてもらったりしています。
 - 食材を切る、炒める、煮るなどを隣で私が見ながらやってもらいます。楽しそうな姿を見ると、自分ひとりで作れる料理が増えると、やる気に繋がってくれるかなと感じます
 - お菓子づくりのときは材料をはかってもらいます
 - テレビを見ていたら「お魚をさばいてみたい!」というので一緒にキャーキャーいいながら手でさばきました。私にとってもいい経験です
 
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「食」について子どもに伝えたいこと
- 私は料理はあまり得意ではないですが あなたが元気でいて欲しいのでこれからも沢山食べてね
 - 給食などで補えるものは補えばいいと考えているので、無理して好き嫌いを無くそうとしなくていいと考えます
 - 食は健康に直結すると思っていますので、炭水化物、たんぱく質、野菜などのビタミンをバランスよくしっかり食べるようにと伝えています。でも、まだ理解はしてないと思います(笑)。
 - 私自身好き嫌いが多く、社会に出てから会食などで苦労することが多かったです。なので自分の子供にはなるべく好き嫌いをなくしてほしいという思いが強いです
 - スーパなどに一緒に行った時に、鮮魚コーナーで魚を一緒に見ることがあります。大切な命を頂いていることを知って食事をしてほしいと思います
 

- 色々な味付けや食感を経験して、楽しんで食べてもらえるようにしたい。
 - 世の中にはおいしいものがたくさんあるので、先入観で好き嫌いを決めないでほしいです
 - 身体は食べるものでできているということ。そのための工夫は惜しみません
 - 食材を作ってくれた人、料理を作ってくれた人がいることを忘れずに。嫌いとかまずいとか言わないように伝ええています。そのためには、私たちが美味しそうに感謝して食べることが大切と思います
 - 食べ物は「あって当たり前」ではなく色々な人や物が関わって出来ているものなので、大事に食べて欲しいと伝えています
 - 食べる事、家族で一緒に食べる時間は楽しい時間だと伝えてあげたいです
 - 旬の食材になるべく触れさせるようにしています。食べ物でも四季を感じてもらいたいです
 - 断然私の方が好き嫌いが多いので偉そうに言えませんが、、、もっと野菜も食べてください。
 
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