去る11月4日金曜日、FMサルースのお昼の番組「SALUS all in one」に、「おさかなせんせい」こと北川浩太郎さんが出演されました。
パーソナリティの蒲田さんとフランクにお話する北川さん。
北川さんは、東京三宿のシチリア料理店のオーナーシェフ。川崎北部市場で魚の仲買人をするお父さまの薫陶を受け、お父さまの目利きで仕入れたおいしい魚を、おいしく、美しく調理するおさかな料理がぴか一の料理人です。
北川さんのお店：シチリア料理店 カーラ三宿
おさかなせんせいの活動
北川さんは、魚屋さんの息子として生まれ、シチリアで武者修行の末、おいしい魚料理を作る道を選んだ、生粋のお魚好き。
だから、小さい子にも家庭でも、もっと魚を食べてほしいし、おいしい魚を知ってほしいと願っているそう。
その思いを胸に、東京・神奈川近郊の幼稚園、保育園など、教育施設で「おさかなせんせい」として、おさかな教室をひらいています。
「おさかな教室」は、「おさかなせんせい」である北川さん自ら、お父さまの目利きで選んだ旬の魚をもって各幼稚園や保育園に出向き、園児たちにおさかなに触れ、学び、食べてもらう、体験型教室です。
横浜市のおおば白ゆり幼稚園での「おさかな教室」の様子。この日の魚は「かつお」でした。
間近で見たことなどない大きな魚に触ってみたり、目をのぞき込んでみたり、おさかな先生がすいすいとさばく様子を見て、感嘆の声をあげてみたり。
目の前で繰り広げられる「おさかな劇場」は、子どもたちにとってもとても良い刺激になります。
「お魚きらい」「怖い」と言っていた子が、「おさかな教室」の話をお家でお母さんやお父さんに伝え、「あの魚を家でも食べたい」「おいしい」と言ってもらえたら、「おさかなせんせい」にとってこれ以上うれしいことはないとか。
そんな「おさかな教室」の様子を、ビタミンママ発行のフリーマガジン『おいしいえほん』Vol.6 おさかなのまきでも紹介しています。
フリーマガジン『おいしいえほん』Vol.6 おさかなのまき：おさかな教室
■『おいしいえほん』 おさかなのまき もっと読む▶︎（全ページのpdfが開きます）
魚の脂は体にいい！
パーソナリティの蒲田さんは、最近肉料理より魚料理を食べるようにしているんだとか。年を重ねて、肉料理が胃にもたれるようになったのか、魚料理中心にしたら、目覚めたときの体調がいいんですよ、と魚談義に花が咲いていました。
「おさかなせんせい」いわく、魚は冷たい水の中で暮らすので、脂の融解温度が低いそう。だから、人間の体温ぐらいでも魚の脂は解けて吸収され、不要なものは輩出されるので、脂がのったおいしい魚を、どんなにたくさん食べても胃にもたれたりしないのだとか。
魚の油には、EPAやDHAなど人間の体には必須の成分が多く含まれており、成長期の子どもにも、アンチエイジングを考えたい大人にも、とても体によい食材です。
これを機会にもっと魚を食べてもらえるとうれしいと、北川さんは強く語っておられました。
FMサルースの収録ブースは、たまプラーザテラス2Fのフードコート脇にあります。「SALUS all in one」は、毎週月～金の13:00～16:00。Youtubeでも配信しています。
