【How to 海あそび】土屋アンナさんが語る、海で育まれる大切なチカラ(≒非認知能力)

『デキる子どもを育てるシリーズ Vol.1 海遊びの本』

海遊びを通して、子どもは何を得ているのか? それは「ハートの強さ、優しさ」だと土屋アンナさん。子どもにとっては遊び場であり、学び舎でもある海。そんな海を、安全に楽しみ尽くす極意をうかがいました。

非認知能力とは…学カテストなどで数値化されない、物事に対する考え方や取り組む姿勢など人間力の素地になる能力の総称です。→詳しくはコチラ▶︎

なんにもないようで、なんでも教えてくれるのが海
偏差値では測れない「大切な力」を与えてくれる

私の子どもたちは生後3カ月ぐらいから海に足をつけるとか、物心つく前から海とふれあう機会を作っているんだけど、長男、次男は素潜りもすごく上手になってる。でもそれだけじゃなくて、全員魚をキレイに食べるし、絵を描かせると何色も使って、山でも海でも虹色になってすごくステキなの。そういう生き物に対する感謝の気持ちとか、豊かな感性は海で育まれたものなんだろうな。

『デキる子どもを育てるシリーズ Vol.1 海遊びの本』

次男はウツボが好きらしくて、理由を聞いたら「柄がカッコイイし、優しいじゃん!」って。ウツボの生態を知らないと、見た目が凶暴そうだから「カッコイイ」「優しい」っていう感想は出てこないかもしれないけど、本当は臆病者で、攻撃してくるのは怖がってるから。そんなウツボに関する知識があれば、海で出会っても近づかずに見守ることができるし、「弱いものをいじめちゃいけない」っていう優しい心ももてるようになる。だから、海はもちろん自然のなかで遊んでる子とそうでない子では、性格や価値観も大きく変わってくるんじゃないかな。

ゲームとか与えられたもので遊んだり、学校の課題のように答えを出したりするのはどんな子にもできると思うけど、「海で何して遊ぶ?」って考えることも今の子どもたちにとって必要なことだと思う。モノも情報も溢れている時代だからこそ、水と砂しかない海でどう楽しむか?って考えて、材料を見つけて遊びを創作するのって、一番楽しいことなんじゃないかな。何もないところから何かを生み出す発想力や、試行錯誤して自分なりの答えを見つけようとする子どもたちの意欲を私は大事にしたいなと思ってる。

土屋アンナさんの海との出会いやお子さんと一緒に楽しむ海遊びなど、詳しくは「非認知能力を高める 海遊びの本」をご覧ください。

デキる子シリーズ 海遊びの本ビタミンママ別冊『デキる子どもを育てるシリーズ Vol.1 非認知能力を高める 海遊びの本』では、子どもの自己肯定感を育む親子遊びとして海遊びの楽しみ方を紹介しています。→ビタミンママ別冊『デキる子どもを育てるシリーズ Vol.1 非認知能力を高める 海遊びの本』の詳細ページへ

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