<生き生きとわたしらしく子育てしたいママたちへ >子どもから「ちょこっと」離れる時間をつくって、誰かと「ちょこっと」つながってみませんか?

子育て中、いろんなことがいっぱいいっぱいになって、「誰か助けて!」と思ったことはありませんか?なんだか1人だけ孤立した気持ちになって「誰かと話したいな・・・」と寂しさを感じたことはありませんか?みなさんは、子育て中に困ったとき、どうしていますか?

そんな、ママたちの「困った」を受け入れて寄り添ってくれる仲間を紹介したいと思います。

子育ての楽しい仲間『ちょこっと子育てレスキュー隊』を知っていますか?

ちょこっと子育てレスキュー隊 ビタミンママ

横浜市都筑区には『ちょこっと子育てレスキュー隊』という子育て支援事業を行っている団体があります。立ち上げは2019年。複数の団体で構成され、子育てをしている人もしていない人も、その地域で生活する誰もが暮らしやすくなるために、地域の課題を一団体が抱えるのではなく、団体と個人が協力体制をとって課題の共有や解決に取り組んでいます。

どんな『レスキュー』をしているの?

・出張一時預かり保育の実施
・北部療育センター内でのきょうだい児一時預かりの実施
・他団体とのネットワークを活かし、緊急性の高い問題へ迅速に対応
・課題を出し合い、都筑区ならではの持続可能な新しい組織づくり
・保育サポーター養成講座の実施

預かりの理由で一番多いのが「リフレッシュ」

ちょこっと子育てレスキュー隊 ビタミンママ
団体が力を入れている活動の1つが、子どもの「一時預かり保育」
立ち上げ以前、預かり現場の保育サポーターたちは、様々な悩みを抱えた家族と出会ってきました。

自分や家族の病気・入院など切羽詰まった状態で電話をかけてきた方、家族の介護と子育てで、いっぱいいっぱいになっていた方、産前産後のきょうだい児のお世話のサポートが欲しい方や療育施設に通う子のきょうだい児の預け先が見つからない方。また、転出入が多く、近隣に頼れる人がいない、両親が高齢で子どもを預けられないなど、都筑区の子育て事情も見えてきました。

でも実は、ママたちが子どもを預ける理由で一番多かったのが「リフレッシュ」だったのです。
そこには、外からは見えないママたちの辛い子育ての事情もありました。

「疲れたとき、困ったときは、誰かに頼っていいんだ!」

ちょこっと子育てレスキュー隊 ビタミンママ
ワンオペ育児、孤立した子育て、昨今の早期幼児教育やネットの情報に翻弄され、いつも不安や焦りを感じていたという方も多かったそうです。現場の保育サポーターたちは、「子どもを預けることに罪悪感がある」というママたちの気持ちを重く受け止めました。

そんなママたちこそ「預かり保育」を利用して欲しい!

これまで現場では、一歩を踏み出して我が子を預けてみたママたちが、やっと「疲れたときや困ったときは誰かに頼っていいんだ!」と思えるようになり、家族以外にも、一緒に子どもの成長を喜んだり、一緒に悩んでくれたりする人がいることを実感して、少しずつ自信を取り戻していく姿を見てきました。自信を取り戻したママたちは、地域の子育て支援の場やコミュニティと繋がり、そこで仲間ができ、生き生きと自分らしく子育てができるようになっていきました。

「ママたちが自分の力で元気になるまで寄り添いたい」

ちょこっと子育てレスキュー隊 ビタミンママ
『ちょこっと子育てレスキュー隊』で活動している保育サポーターたちは、「お子さんをただ預かるのではなく、親が自分の力で元気になるところまで寄り添っていくことが必要。」と言います。子育てをしているすべての親が「困った!助けて!」とSOSを出したとき、すぐに手を差し伸べられる存在でありたいと、いつも、そのニーズに応えられる方法を考えているそうです。

この課題は、一団体だけでなく、同じ問題意識をもった人や他団体の協力が必要です。そのため、複数の団体で結成された『ちょこっと子育てレスキュー隊』が、区内の子育て支援に関わる問題を洗い出し、解決に繋がるよう取り組んでいるのです。

預かり保育では、近くの公園をお散歩したり、思い切り体を動かして遊んだりもします。子どもたちの笑顔を見て、お迎えに来たママたちも笑顔になるのが嬉しいです。

一時預かり保育を利用してみよう!

『ちょこっと子育てレスキュー隊』の保育サポーターは、全員、しっかりと研修を受け、定期的に勉強会や振り返り会を開いて、随時、子育てに関する情報を共有し合いアップデートしています。元保育士や現役保育士、育児経験のあるベテランママから現在育児中の現役ママまで、キャラクターも様々。みんな、子育ての悩みに共感し、寄り添ってくれる、優しく楽しい方ばかりです。

子どもを預けるのに特別な理由はいりません。リフレッシュ、買い物、美容室、上のお子さんとの時間づくり・・・どんなことでも良いのです。
ちょこっとだけ我が子と離れてリフレッシュして、毎日頑張っている自分を褒めてあげてください。

みんなで一緒に、自分らしく生き生きと、楽しく子育てしませんか?

「ちょこっと預けてみたいな」と思ったら、こちらの支援施設や行政機関に気軽にお問い合わせください。

「都筑区子育て支援センターPopola(ポポラ)」
https://popola.org/

「NPO法人 のはらネットワーク(一時保育『ぽっぽ』『さんぽ』)」
https://www.nohara-net.com/

「NPO法人 りんぐりんく(親と子のつどいの広場)」
https://ring-link.org/

「親と子のつどいの広場 すくすくサロン」
https://www.sukusuku.org/

「あそばせ家 学童保育 APどろんここぶた」
https://d-kobuta.net/

「横浜市北部地域療育センター」
http://www.yokohama-rf.jp/facilities/hokubu.html
・きょうだい児保育は毎週水曜日と金曜日に行っています。
・北部療育センターに兄弟姉妹が通っているご家庭が対象となります。

「都筑区 こども家庭支援課」
https://www.city.yokohama.lg.jp/tsuzuki/madoguchi-shisetsu/kuyakusho/gyomuannai/kodomokatei.html

関連特集

子どもが何歳になっても、子育ての悩みや疑問は尽きません。 子どもの健康や教育・発達・食育など、みなさんから寄せられた悩みについてそれぞれの専門家にビタミンママが徹底取材!子育てに役立つ記事や、ホッとひと息つけるコラムなど、子育て応[…]

子育て 悩み ビタミンママ
ちょこっと子育てレスキュー隊 ビタミンママ
最新情報をチェックしよう!