これからの時代をしあわせに生きるHappiness Creatorを社会に輩出するために、自律型学習者を育てます。在校生親子に、学校の魅力についてお話を聞きました。
メンバー
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Wさん親子(1年)
新渡戸祭で改めて感じた
子どもたちの主体性
保護者インタビュー
新渡戸祭でSDGsカルタをしたとき、息子は説明する係でした。人前に出て話すのは、あまり得意な方ではないのですが、自ら進んでやっていることが伝わってきました。自分たちで作ったものを、自分たちの言葉でしっかり伝えたい、そんな思いがこもっていると感じました。
また、5年生の「翔んで埼玉」の演劇を見た際は、ここからの学びはなんだろうと興味深く見ていたのですが、既存のストーリーの通りに、決まったセリフを言うという劇ではなく、自分たちで台本を考えて、自分たちの言葉で演じていました。ここでも、子どもたちが自ら率先して演じていることがひしひしと伝わってきました。
最初にタイトルだけ見てどんな学びなんだろう、って思っていたことが申し訳なくて…。校長先生が日頃から「多少、見栄えが悪い部分もあるかもしれないけれど、子どもたち主体でやらせています」とおっしゃいますが、まさにその通りだなって。そんな5年生の姿に、息子の将来像が見えた気がしました。
学校は子どもが主役
自分たちでも学校を変えられる
保護者インタビュー
ならではと言うと、やはり全校ミーティングです。例えば私服で登校する日とか、自由なカバンで登校したい、スポーツをみんなでやる日を作りたい、など、私たち大人からすると、本当に些細なテーマなんですけど、子どもたちが話し合いでそれらを決めていく。先生が「いいよ」と言えばすぐに変わるようなことなんですが、当事者である子どもたちだけでなく、先生や保護者などいろいろな意見に耳を傾け、真剣に議論していくと言う取り組みは、彼らが大人になったとき、必ず生きてくると思います。自分たちも世の中を変えられるんだ、って。
息子も提案はしたのですが、採用されなかったそうです。そして「僕の意見は全校生徒みんなに当てはまるものではなかったから採用されなかったんだ」と、理由も話し合いのなかで理解して、納得できたようです。これは新渡戸文化小学校だけの本当にいい取り組みだと思います。
1年間でたくさん学んだ
社会問題に目をむけるきっかけにも
児童インタビュー
新渡戸文化小学校に入って1年ですが、たくさん学べました。国語は音読が好きで、前を向いてしっかり大きな声を出して読んでいます。「子どもを守る動物」というお話があって、移動するときは子どもをくわえて連れていくとか、体が同じ模様だから敵に見つかりにくいというのを知って、動物のことをもっと知りたいという気持ちになりました。
プロジェクト学習の時間に「地球を守る大作戦」というテーマでSDGsのことを学びました。海に捨てられたゴミのこととか、森林破壊のことを知って、自分にできることをしながら地球を守らなきゃ、って思いました。調べたことはSDGsカルタにして、自分たちで読み札を作って、スタディフェスタで見に来てくれたママやパパたちと一緒にカルタとりをしました。説明をするときはちょっと緊張したけれど、楽しんでもらえたようでうれしかったです。