グローバル教育、実体験を重視する小学校、昭和女子大学附属小学校の校長先生にお話をお伺いしました。
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資質能カベースの学校作り
実体験による学びを重視し、人間力を養います
リーダーシップ教育を柱に
5つの資質・能力を育てる
2023年、本校は創立70 周年を迎えました。
学園の建学の精神「世の光となろう」のもと、昭和小学校では 「Lead yourself ~自分リーダーシップ 発揮」を基盤に、「自分づくり」 「コミュニケーション」「思考力」 「表現力」「持続チャレンジ」といった資質・能力の育成を重視した教育活動を行っています。
グローバル教育では、英語に慣れ親しみ、主体的に取り組む姿勢を育てます。
英語の授業は全学年で週2時間、さらに低学年は、「e-MAP」 3時間設けています。
「e-MAP」とは音楽(Music)、 図工 (Arts & Crafts) 体育 (Physical Education) において、週当たり各1時間を日本語とともに英語でも学ぶという本校独自のプログラムです。
国際色豊かなキャンパスで
未来をリードする人材を育成
中学年からは理科や家庭な 幅広い教科の中で、自分の考えを英語でプレゼンする機会を多く設けています。
さらに、キャンパス内にあるBST(ブリ ティッシュ・スクール・イン・トウキョウ昭和)やTUJ ( テンプル大学ジャパン) の学生たちとの交流「昭和 ストン」での語学研修など、グ ローバルマインドを育成する機会が豊富にあります。
伝統的な教育と
時代に合わせた教育
ICT教育面では、1年生から1人1台タブレットを所有し、授業や自宅学習に活用。 4年生からは専門家によるプロ グラミング教育を行います。
さらにSTEAMS教育も取り入れ、昭和女子大学や東京理科大学などの学生や先生方、そして企業と科学、技術、工学、芸術、数学の分野も強化しています。
一方で、創立以来続けている 「総合学習」は1年間かけて研究し、学年末に発表します。6年間続けることで、知識や教養を深め、かつ自主性やプレゼン力など自己発揮力を高めます。
さらなる高みを目指し、 2024年4月、英語イマージョン教育を特色とする「国際 コース」と、これまでの本校の教育活動を発展・充実させた「探究コース」を新設します。これからも未来をリードする人材育成を推進していきます。
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お話を伺ったのは
昭和女子大学附属小学校 校長 前田崇司先生
横浜にて教員、学校長や教育委員会を経て、2022年度より同校校長に就任。