▲幼稚園受験クラス（こひつじかい：広尾、田園調布、たまプラーザ教室）
有名私立幼稚園および私立小学校の受験対策を講じ、高い実績を誇る「こひつじかい」。教室で行われるすべてのカリキュラムにおいて大切にしているのは「人の話を聞くこと」。指示された色で塗り分けたり、線を引いたりするプリントや、先生から口頭の指示のみで進める制作を通して聞く力を養うとともに、巧緻性や表現力、創造力も身に付けます。同時に自分で考えて行動する力も育て、志望する幼稚園や小学校合格へと導きます。
お話をK&R ACADEMY株式会社 代表の磯邊季里先生に伺いました。
―― 幼稚園受験クラスでは、どういったカリキュラムを行っているのですか。
２～４歳の子供が対象で、母子分離をはじめて経験しながら挨拶やお友達への気配りなどを学びます。３歳になると鎌倉への遠足やたけのこ掘り、初詣、節分などの体験学習にも参加します。
これまで家族との生活しか知らなかった子供がはじめての集団生活を通して、ルールを守ることを学んだり、先生の話しを聞く力やコミュニケーション力を身につけたりします。レッスンでは指先を使って切る、貼る、塗るという動作を行う制作にも取り組み、巧緻性や表現力も養います。はじめての経験ですができたときは大いに褒めてあげることが成功体験につながり、学ぶことや知ることの楽しさ、好奇心を育てます。
―― 小学校受験クラスは何歳から受けられるのでしょうか。
４歳からです。私立小学校の試験内容は、学校によりさまざまですが、共通して大切なのは「心体技」のバランスが取れていることです。このクラスでは言われたことをしっかり聞いて、自分の頭で何をすべきか考え、適切な行動をとる力の習得を目標にしています。
プリントを使ったレッスンでは先生が「丸、三角、四角を４色の色鉛筆で順番に書く」、と指示します。三種類の図形に対して４色で書いていくため、子供たちには集中力や注意力が必要とされます。さらに、どうすれば色の順番を間違えることなく書けるのか、その方法を自分で考える力も養います。
教室でのレッスンだけでなく、ときには外に出て、体を動かします。毎回縄跳びに挑戦するのですが中には1600回も飛べるようになる子もいました。ボールを投げるにしても、正しい動作を覚えれば、遠くへまっすぐ飛ばせるようになります。そのために野球経験者が正しい体の使い方を指導します。
練習を重ねて自転車に乗れるようになった子が、荒川のサイクリングロード50kmを走破したことも。縄跳びや自転車は、大人が手を貸すことのできないことなので、子どもたち自身が自分の力でやり遂げたと感じられる嘘偽りのない成功体験です。この体験の積み重ねが、子供たちの成長を促すのです。
▲小学校受験クラス（こひつじかい：広尾、田園調布、たまプラーザ教室）
―― 日本の昔話を授業に取り入れているそうですね。
桃太郎や浦島太郎など、昔話には必ず「教え」があります。その教訓を知るだけでなく、日本語を学ぶことも目的としています。年少さんはひと月にひとつ、昔話を題材にした授業を行っています。また昔話や童謡を覚えることで記憶力も身につけます。
授業以外でも初詣や節分、七夕など、日本の文化を取り入れていて、その由来や習わしなどをみんなで体験し、記憶に残る活動を大切にしています。
▲初詣（こひつじかい：広尾、田園調布、たまプラーザ教室）
―― 英語に特化したクラス「GlobaKids」について教えてください。
こひつじかいで行っているレッスンを、英語で行います。「global citizen」にとって英語はあくまでコミュニケーションツールの１つ。そのために幼少期に必要なのは、さまざまな経験を通して教養を身につけることです。第２外国語として英語を習得する以上、母国語での様々な知識の理解が大きな手助けになります。
もちろんGlobaKidsのレッスンのみ受けることも可能です。ネイティブの講師が担当し、英語力に加えて、子どもたちの生活に身近なことをテーマに数や記憶、巧緻性などの総合学習を行います。フォニックスを基礎から丁寧に確実に身につけることで、自発的に学べる素地を作ります。週１回～、１～２時間のレッスンで、このほか特別講習やサマースクール、海外短期留学サポートプラグラムなども行っています。体験教室を開いていますので、まずは参加してみてください。
▲英語に特化したクラス「GlobaKids」（こひつじかい：広尾、田園調布、たまプラーザ教室）
お話
▲K&R ACADEMY株式会社 代表 磯邊季里先生
