メンバー
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荒屋校長
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椿先生
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Aさん
5年生に長女、3年生に長男が在籍
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Bさん
4年生に長男、1年生に長女が在籍
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Cさん
6年生に長男、3年生に長女が在籍
▲聖ヨゼフ学園小学校(横浜市鶴見区)
優しく思いやりにあふれる校風
家庭と学校が同じ思いで
成長を見守る
荒屋校長 本校は「信・望・愛」という建学の精神に基づいた教育を行っています。子供たちが交わす「ごきげんよう」というあいさつは、「お元気ですか?」という他者を気遣う語りかけであり、思いやりの心の表れ。これが創立以来60年以上続いているのは本校の誇り。まさに聖ヨゼフの教育理念を象徴しています。
Cさん 私自身もカトリックの信者で、こちらの教育方針にたいへん感銘を受けました。学校全体が温かで優しさに包まれていますね。
椿先生 私は卒業生で、今はこの学校で教師をしています。両親が本校の大ファンで、姉3人もヨゼフです。私もここ以外は受験しませんでした。大人になるにつれ感じるのは、「人として大切なことはヨゼフで学んだ」ということです。本校を選んでくれた両親にとても感謝しています。
荒屋校長 先日校内を歩いていたら、2年生の児童の会話が聞こえてきました。「教室のロッカーは次の2年生が気持ちよく使えるように大切に使わなくちゃね」と。とてもうれしかったですね。このような言葉は愛のあるご家庭で育たなければ出るものではありません。
ご家庭と学校が同じ思いで子供たちを育てているのだと感じました。本校はカトリックの学校ですが、もちろん信者でない方も多くいます。宗教を教えるのではなく、キリスト教の教えに基づいた人間教育を行います。
Aさん 私はドイツ生まれでハーフです。仕事はイベントプロデューサーをしています。海外出張も多い自分の経験から、子供たちの学校選びには、心の教育を重視し、ヨーロッパの文化も学べ、そして英語教育に力を入れているという3点を重視しました。結果、長男・長女共にこちらにお世話になっています。さらに、国際バカロレアPYP認定校という点でも安心感がありますね。
▲聖ヨゼフ学園小学校(横浜市鶴見区)
国際バカロレアPYP認定校で育む
探究心・課題解決力・英語力
荒屋校長 Aさんからもお話があった国際バカロレアPYPですが、本校は2018年に日本の小学校として初めて認定されました。
Aさん うちの娘は引っ込み思案で、自分の意見を人に伝えることが苦手でした。でも探究学習のおかげで、積極性が生まれ「学習発表がうまくなった」と言えるくらいになりました(笑)。昨年の夏休みの自由研究は「グラスハープ作りに決めた!」と言いながら、材料を準備し楽しそうに作っていました。「響きや音が形によって変わるのはなぜ?」という疑問をもって調べる姿に成長を感じました。
Bさん うちの息子も自分の気持ちを伝えることが苦手でしたが、最近は表現力がついたと感じます。お友達の意見を聞いたりグループで話し合ったりする機会も多いので、自分とは違う考え方を知り、それを自分の考えにつなげて表現する力を養っていただいているのだと思います。
Cさん 週2回の英語の授業がとても楽しいらしく、英語多読や英語検定にも挑戦しています。
荒屋校長 本校が創立以来力を入れている英語教育は、会話力だけでなく、ツールとして用い、視野を広げることが目的です。さらに探究学習による好奇心や課題解決力、コミュニケーション力が加わることで、国際人としての基盤を作ります。国際バカロレアPYPは広い意味で、未来につながる教育なのです。
▲聖ヨゼフ学園小学校(横浜市鶴見区)
トラブルがあって当たり前
大切なのは信頼と解決能力
Cさん 体験学習が多いのがいいですね。小1は、1泊2日で山梨県の山中湖に行くのですが、うちの子にとっては初めての宿泊行事。親元から離れ、先生やお友達と寝食を共にする中、思い通りにならないこともあったと思いますが、ちゃんと解決できたようでとてもすっきりした様子で話してくれました。
椿先生 卒業生が学校に遊びに来て、思い出話に花が咲くことがあるのですが、やはり運動会と体験学習の話が多いですね。本校の行事は、児童が作り上げるものです。みんなで切磋琢磨しながら協力し、知恵を出し合う経験は、すばらしい思い出として深く心に刻まれるようです。
私が小5のときの担任の先生が「トラブルのない学校などない。問題が起こったとき、みんなで解決していけるのがヨゼフなんだ」とおっしゃっていたことを常に思い出しながら日々子供たちに接しています。
荒屋校長 子供たちが大人になるころには、人工知能がさらに発達し、新しい職業も生まれるでしょう。今は想像できないような進歩がみられ、予期せぬ事態に遭遇する機会も多くなると思います。
そんなときも適切に対応できる柔軟性と高い学力、正しい価値感をもちながら、周囲の人も幸せにできる。そんな大人になれるように、全教職員が団結し、全力でサポートしていきます。
▲聖ヨゼフ学園小学校(横浜市鶴見区)
能力を伸ばすアフタースクールは
19時まで学園内で安全に
Bさん 息子は小3まで算数オリンピックを目指すクラスに入っていました。小1の娘ら選んだのは書写。アフタースクールがなければ興味を持たなかったかもと思うと嬉しいです。
Cさん うちの子は華道を選びました。ヨゼフ祭で中高生に華道を教えていただいて以来、ずっと憧れていたんです。念願がかなって、楽しそうに取り組んでいます。
Aさん うちの子供たちは、英語検定、漢字検定、そして算数オリンピックのクラスに入っています。学習塾に通わせずに、校内で学べるのは大きな魅力です。授業とアフタースクールでしっかり学んで帰宅した後は、家で好きなことをするというメリハリのついた生活ができます。
荒屋校長 アフタースクールは、本校の教育方針を熟知している教職員と卒業生が講師になります。授業の学びとは別に、人間性を養い、さまざまな知識を吸収できる学びの時間も設けています。アフタースクールは17時20分までですが、2019年からは「アフターケア」を導入し、19時まで学園内で過ごすことができるようになったので、ご両親が働いている方にも好評です。
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