在校生ママに聞きました【後編】昭和女子大学附属昭和小学校

<参加者>
■Aさん(小6に長男、小3に長女、ご自身も卒業生)
■Bさん(中2に長女、小6に長男、小3に次女)

総合学習の話

昭和女子大学附属昭和小学校 私立小学校 ビタミンママ▲6年生のテーマは「みんなで生きる」。あるクラスは「いのち」について考え、隣接するこども園の赤ちゃんに読み聞かせをしました(昭和女子大学附属昭和小学校:東京都世田谷区)

総合学習を通して培われる人間力と生きる力

Bさん:1年生から始まる総合学習「昭和っ子の研究」は、学年別に設けられたテーマに沿って調べて、年間105時間をかけてレポートを作り、発表します。高学年になると自分たちで率先して研究内容の案を出し合ったり、発表の段取りを決めたりと、協調性を学ぶ機会にもなっています。

Aさん:長男が小4のとき、石の研究をしたのですが、そのなかで化石を発掘するという体験を通して、机上だけでなく実際にやってみることで学びの幅が広がりました。

Bさん:長男が小1のときチョウチョの研究で祖父と一緒にアオスジアゲハの標本を作りました。研究を進める中でアオムシから成虫になれるのは全体の5%と知り、「チョウチョに申し訳ないことをしたな」と話してくれて、いろんなことを学んでいるんだなと感じました。

昭和女子大学附属昭和小学校 私立小学校 ビタミンママ▲グリーンホールで行う発表会は、クラスごとに保護者の前で披露します。この成功体験が子どもたちの自信や意欲につながります(昭和女子大学附属昭和小学校:東京都世田谷区)

Aさん:昭和祭では模造紙にレポートを書いて張り出すのですが、先生方のフォローもあって、とても完成度が高いんです。毎年グリーンホールで行われる発表会は、劇仕立てだったり、歌を交えたり、観客の保護者に問いかけたりとスタイルはさまざま。子どもがステージに堂々と立つ姿から、年々成長していることを実感させてくれます。

勉強の話

昭和女子大学附属昭和小学校 私立小学校 ビタミンママ▲1人1台のタブレットを使用。主体的に学ぶ楽しさを感じられる授業を通して、自学自習の意識が高められます(昭和女子大学附属昭和小学校:東京都世田谷区)

コロナ禍では早々にオンライン授業を開始。小テストを通して育む自学自習

Bさん:コロナの影響で休校となったとき、「こんなに早く!」と驚かされるタイミングでオンライン授業がスタートしました。小5の理科は英語を交えた2カ国語だったり、小2の図工は家にあるものを使って工作をしたりと、子どもたちの集中力に配慮して20分の短縮授業でしたが、学校に行けない不安を取り除いてくれました。

Aさん:普段の勉強では友だちの存在がとても刺激になっていて、こちらから声をかけなくても自らやろうという意識が身についています。小テストが頻繁にあるので、それに向けて自然と勉強をする雰囲気を作ってくださっているのもありがたいです。

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