中学受験ママのストレス解消法

子どもの中学受験を支える親御さんは、常に子どもの成績や進路への不安、仕事と家庭の両立に苦労されているのではないでしょうか。SNSが発達して、たくさんの情報が入ってくるようになり、便利になった反面、かえってその情報に煽られてモヤモヤとした不安に悩み、イライラしたり落ち込んだりしてお困りの方も多いのではと思います。

そんな親御さんに、焦りや葛藤の解消に少しでも役に立てばと、私が実践してきた対処法をお届けしたいと思います。

ビタミンママでは、中学受験ママの奮闘ブログ「一一憂」で、中学体験記を書いてくれるママライターを募集しています。皆様の現役・過去の体験談をビタママONLINEで発信してみませんか?

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振り返れば一番効果があった「自分だけの時間を作る」

仕事、家事、受験生やその他の家族のために、自分のもてる力を全て出し尽くしていませんか?

私も息子が受験生の時は、下の娘も小さく、夫は激務で帰宅するのは毎日深夜でした。いわゆるワンオペ状態。空いた時間も、受験生の息子のテキスト整理やスケジュール管理、また大量のコピーに明け暮れ、ホッとする暇もありませんでした。

この様な状態が続いたある日、朝起きたら今まで経験したことのないめまいに襲われ、慌ててお医者様を受診したことがありました。検査結果では特に悪いところはなく、恐らくストレスが原因とのこと。

「このままでは、入試日まで息子に伴走することが出来なくなってしまう」

どうしたら良いのかと考えた結果、自分のための自由な時間を強制的に作ることにしました。

休日の主人に下の娘を見てもらい、息子が塾に行っている間に、1人お気に入りのカフェで本を読んで過ごしたり、近場の温泉に行ったりと、ゆっくりとした自分だけの時間を数時間作りました。

自宅で休んでいても、やらなくてはいけないことがつい気になって体を動かし、家族も私がいれば頼ってきてしまうため、上手く休めませんでした。しかし、思いきって、外に出て数時間過ごすだけで、心も体もリフレッシュが出来ました。

長い受験生活、子どもと伴走するには、母親も息切れしてはいけません。どうかご自身の体を第一に、ほんの少し自分だけの時間を過ごしてみて下さい。

▲自然の中でスポーツするのもオススメです

受験とは無縁の友人との楽しい時間

私は子どもが本格的な受験体制になる4年生の頃から、同じフィールドに立っているママ友とは、密にお付き合いはしないことにしていました。前述のとおり忙しい日々を過ごしていたので、無理に時間を割いてランチに行ったりするのは、好ましくないと思ったからです。

それぞれの子どもの目指すところも違いますし、余計な噂話など自分の耳に入れたくなかったというのもあります。自分が疲れている時は、噂話を鵜呑みにして、その情報に影響を受けてしまうこともあります。

その結果つまらないことが気になり、「もっと頑張らなきゃだめよ」などと、つい子どもの心を傷つける言葉を放ってしまっては身も蓋もありません。

しかし気の置けない仲間とのコミュニケーションは、疲れている心をリフレッシュさせる力も持っていると思います。だから私は、受験に関係ない友人や趣味の友達、昔の同僚などとたまに会って交流をしました。

特に懐かしい仲間に会った時は、それぞれの立場で頑張っている姿が垣間見え、「私も頑張ろう!」という気持ちになりました。無理してお付き合いをするのは愚の骨頂。今は、肩の力を抜いて楽しく語り合える仲間との交流に徹しましょう。 きっと元気をもらえるはずです。

▲気の置けない仲間との交流は活力となります

心が整う神社仏閣巡り

受験をするときにはみんな神頼みをしますよね。私もご多分に漏れず、神社仏閣にいそいそとお詣りに行きました。

最初は「〇〇模試で良い点が取れますように」などと欲を全面に押し出して、まさに神頼みをしていました。
それがある時から「無事に夏期講習が過ごせますように」と変化し、最後は「このような機会をお与え下さったことに感謝します」という気持ちで、祈り始めていました。

祈ることによって、自分の気持ちが整い、自分や子どもの置かれている立場がどんなに幸せであるか再確認できるようになったのです。
今の置かれている立場に感謝の念を持つと、自分のメンタルがスッキリと整い、その様子が子どもにも伝わるのか、不思議なことに子どものメンタルも落ち着いてくるようでした。

最初は欲丸出しの神頼みでもいいから、清々しい空気が流れている、お好きな神社仏閣で祈りを捧げてみてはいかがでしょうか?

自分の心の新しい発見があるかもしれませんね。

▲清々しい気持ちになるのには、神社仏閣巡りがオススメ

開成中・高校出身、東京大学工学部の運動神経がちょっぴり鈍い長男(まめ)と、のんびり屋の長女(そら)の母。幼・小・中・大と伴走してきました。たくさんの失敗や経験談を少しでも皆様のお役に立てればと思っています。

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