日々淡々と、時には楽しく。中受の天王山、小6夏休みを振り返って

6年生の夏休みが終わりました。中学受験において「天王山」とも言われる小学6年生の夏休みですが、終わってみればそれほどの手ごたえがなかったというのが正直なところです。夏期講習、1日10時間の勉強。始まる前は地獄のような日々を想像していたのですが、実際には、プリンは楽しく夏期講習に通い、家での勉強も「時間」という点では頑張ってこなしていました。

プリン自身、「受験生だから勉強するのは当たり前!」という自覚が少なからずあったので、日々淡々と、時には楽しく取り組んでいたことで、手ごたえがなかったように感じているだけなのかもしれません。

そんなプリンの夏休みを振り返ります。

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意外と余裕があった塾の夏期講習

プリンは大手S塾に通っています。この塾は絶対的復習型、家庭学習型。よって塾での拘束時間は他の大手塾に比べると格段に短いのです。特に夏期講習においては、他の塾では昼と夜の2回分のお弁当を持参し、朝から夜まで1日中塾で過ごすところもありますが、S塾は基本、午後1時30分~午後7時30分の6時間。塾で食事をすることはありません。

授業前に「質問教室」があり、1時間ほど早く行って、先生に質問したり、自習したりすることはできましたが、午前中はたっぷり家で復習ができたので、リラックスして、時にはちょっと一息つきながら自分のペースで勉強に取り組めたのはよかったかもしれません。

また、すべてのクラスで同じテキストを使っているので、テキスト中の問題レベルも、基礎、応用、発展と幅広いのですが、どの問題をするかはクラスレベルで違っていました。上位クラスは発展問題までしっかりやっていたと思いますが、プリンは残念ながら上位クラスとは言えないところにいるので、とにかく「基礎」と「応用」までをしっかりこなすことに重点が置かれていました。

基礎ならプリンもそれほど苦しまず、日々よいペースで取り組めます。それが夏期講習の苦しさをあまり味わわずにすんだ大きな理由だったかもしれません。そして、「秋までに基礎をしっかり固める」という我が家の方針にも合っていました。

テストの成績 目的意識 冬期講習 息抜き

志望校別夏期集中特訓を通じ膨らんだ志望校のへの思い

S塾の夏期講習は前半と後半に分かれていて、前半は重要カリキュラムの総復習。後半は志望校別夏期集中特訓授業でした。志望校別の授業はゴールデンウイーク特訓以来。プリンはこの演習中心の授業がわりと気に入っていて、ともするとあやふやになりがちなプリン自身の「志望校」への思いを大きく膨らませてくれました。

というのも、成績が上位の子にとっては「志望校」=「本当に行きたい学校」になるのですが、プリンのように成績が中間程度だと「本当に行きたい学校」=「チャレンジ校」になってしまいます。現実的に目指せる学校が実質的な「志望校」になってくるのですが、それは学校と自分の偏差値という要素が大きいので、「本当に行きたい学校なのか!?」というところが、時に不鮮明になってしまうのです。

テストの成績 目的意識 冬期講習 息抜き

それでも学校見学やオープンスクールなどでいろいろな学校を訪れる中で、プリンにもようやく現実的に「志望校」と呼べる学校ができました。さらに、この夏、志望校別の集中特訓の授業を受けたことで、入試問題への取り組み方がより明確になり、志望校への思いを強くすることができたようです。

想像していた地獄のような夏休みではありませんでしたが、決して「楽をしていた」という感覚ではなく、やるべきことをしっかりとできた!と思える夏休みでした。テストでは、なかなかその成果が現れず、まだまだ一喜一憂どころか落ち込んでばかりの受験生活ですが、いよいよ秋を迎えるにあたり、より実践的な経験を積む中で、大きく成長してくれたらと思います。

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長女は小学校受験で大学までエスカレーター式の学校へ。
次女のプリンは公立小学校生活の6年生。いよいよ受験までのカウントダウンが始まり、エンジン全開!大手S塾に通いながらドタバタの日々を送っています。

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