秋の学校説明会シーズン、毎週のようにどこかの学校で説明会や学校見学などが行われています。やっと対面で訪問できる学校も多くなりましたが、人数制限の関係もあり、申し込み枠の獲得もなかなか熾烈。そんな中、何とか申し込みに成功した三田国際学園中学校の学校説明会にプリンと二人で参加してきました。
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他の学校説明会とは一線を画した演出にびっくり!
田園都市線の用賀駅から歩いて5分ほど。住宅街の中に緑あふれるキャンバス。
門を抜け、進んでいくと鮮やかな緑の芝生が広がり、それを囲むようにアーチ型の低層の校舎。ここは外国の学校?と思わせるような開放感があります。
会場入り口ではネイティブの先生方が「Hi!」と明るく出迎えてくださり検温。会場に入ると、在校生が非常に礼儀正しく案内してくれました。
手渡された学校の手提げ袋には資料と共にペットボトルのお茶と学校のネーム入りボールペンも。まるで企業の展示会に招待されたかのようなサービス精神に驚きました。
説明会の会場は満席。ステージ上に演台はなく、ヘッドマイクをつけた校長先生が登場。
スクリーンに映し出される映画の予告編のような作り込まれた映像がスタートし、校長先生は用意された原稿を読むのではなく、フリートークで学校紹介と教育理念の説明をされました。
ここまでの演出で、すでに学校が目指すものが感じ取れ、ワクワクし、何か新しいことが始まることを予感させてくれます。
2015年に戸板女子高等学校から三田国際学園へ、共学校として新たにスタート。当初からグローバルな人材育成に力を注ぎ、変革を重ね、常に進化している学校というイメージがあります。
「発想の自由人たれ」をスローガンに相互通行性の授業を行い、ただ変化に対応できるだけではなく、「自ら変化を起こせる人」を養う実践的教育に力を入れています。
そして学校名に「国際」と入っているだけあって、名前だけではない、まさにインターナショナルスクールのような雰囲気がそこにはありました。
徹底したグローバル教育からサイエンスの時代へ
さて肝心のカリキュラムについて。
現在は3つのコースを選択できるようになっています。
I S C(インターナショナルサイエンスクラス)
最もポピュラーなコース。一般生と国際生の両方を受け入れています。基礎ゼミナールで基礎力を強化し、英語の授業は3つのレベル別になっています。
M S T C(メディカルサイエンステクノロジークラス)
理数系や情報分野への意欲がより旺盛な生徒が中学2年から在籍できるサイエンスを強化したコース。博士号をもつ専門分野のプロフェッショナルによる指導を受けられる。
I C(インターナショナルクラス)
国際生が多数を占めるクラス。すべての授業を英語で行うよりグローバルな環境だが、帰国生クラスというわけではなく、一般生も選択でき、英語の授業は2つのレベルに分けられる。海外大学進学をも見据えた指導をプログラムが充実している。
このように、どのクラスであっても基本「インターナショナル」なクラスであることに変わりはなく、朝礼の挨拶なども「Good morning!」でスタート。
ネイティブの先生は29名が常勤。英語ゼロベースで入学した生徒が高校卒業時には流暢な英語でスピーチする様子も紹介されました。
同時に近年は理数系にもかなり力を入れていることから、日本の大学進学率が飛躍的に伸びています。実践的な授業は生徒たちがより興味を持って楽しく学ぶことに繋がり、結果的に学習レベルが向上しているようでうす。
まだまだこれだけではこの学校の良さは伝えきれませんが、終始ワクワクするような内容で、一緒に参加したプリンにもそれは十分伝わるものでした。
いつかプリンが流暢な英語でスピーチができるようになるような妄想も膨らみ、今後注目していきたい学校です。
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2人の娘を育てる母。長女は小学校受験で大学までエスカレーター式の学校へ。一方、次女のプリンは公立小学校生活をのびのび満喫中の5年生。2年後に控えた中学校受験に向けていよいよエンジン全開!大手S塾に通いながらドタバタの日々を送っています。