特色ある活動や施設、勉強、行事、部活についてなど、通っていてこそわかる学校の自慢ポイントをトキワ松学園中学校高等学校の在校生が教えてくれました。
メンバー
-
高3・Fさん
先生方が応援してくれる
たくさんのチャンスが将来の夢につながる!
-
高2・ Hさん
アレンジできる制服がかわいい!
美術系の授業が充実していて「好き」を突き詰められる
なりたい自分がなくてもいい
見つけるチャンスはたくさん
「ありのままの自分でいられる女子校に興味がありました。母も姉もトキワ松出身でよく学校の話を聞いていたので、志望校に選んだのは必然の帰結でした」とFさん。ご家庭でいろいろな話を聞くなかで特に、先生と生徒の距離の近さも魅力的だったといいます。
将来は海外の環境問題に取り組みたいというFさん。そのきっかけは高校での探究学習にあったそう。自分は何に興味があるのかを模索しながら「思考と表現」の授業でSDGsについて調べるなかで環境問題への関心が高まったといいます。
コンテストで受賞!
学外で受けた評価が自信に
Fさんが取り組んだのは、落ち葉の再利用でした。「環境問題を解決するために何かできないかと考えていたとき、通学路の落ち葉が目についたんです。これを集めて捨てるだけではなくて、何かに活用できないかと」。友だちと二人でこの問題の解決に着手したFさん。
最終的には落ち葉(イチョウの葉)の油分と保温性があるという点に着目し、その特徴を活かして化粧水とホットアイマスクの作成に成功しました。「担任の先生にたくさん相談に乗っていただきながら探究を進めました。同じ目線で一緒に動いてくださったのは、とても心強かったです」。応募した「大学生による中高生のためのSDGs/サスティナビリティアワード」ではAction賞を受賞。大きな自信になったといいます。
こうした学外のコンテストの開催告知は校内に掲示されるだけでなく、先生が生徒一人一人の興味・関心や探究のテーマに合わせて「こんなコンテストがあるよ」と紹介することも。
「先生の後押しがあったからこそこんなステキな機会に恵まれました。感謝の気持ちでいっぱいです」とFさん。国際教育にも力を入れているトキワ松学園のカリキュラムも活用しながら英語の勉強にも尽力し、世界の環境問題に取り組みたい、と目を輝かせます。
学年対抗!熱戦展開!!
毎年5月のスポーツ祭典はさまざまな競技が学年対抗で行われます。「体育委員が中心となって自主的に練習したり、戦略を練ったり。学年一丸となって、どの競技も盛り上がります」
留学で得た新たな可能性
Fさんはオーストラリア留学も経験。メルボルンで過ごした3カ月で語学と異文化に触れとても刺激を受けたそう。「LSやGSの授業で培った英語が通じたことが自信につながりました!」
とことんやってみたかった
クエストエデュケーション
美術や音楽など、芸術の道に進みたかったというHさんは高校からトキワ松学園へ。クエストエデュケーションに挑戦できることが最大の魅力だったそう。また、制服のかわいさも決め手のひとつになったそうで、「ブラウスは3色から選べて、スラックスもあるので、自分好みにアレンジできるのがいいですね」とHさん。
クエストエデュケーションとは、実在する企業から与えられたミッションに取り組むというもので、中学のときに経験があったもののコロナ禍の影響もあり、「やり切ることができなかった」といいます。そこで高校に入ってから再チャレンジ。Hさんのグループが取り組んだのが住宅メーカーから与えられた、「巡り巡る社会をつくる住宅メーカーの新しいミッションを提案せよ」というテーマでした。
全国大会出場が刺激となり
さらに深掘りした探究を継続
ミッションに対する提案を考えつくまでが最もたいへんな時間だったと振り返るHさん。意見がなかなか出ず、あきらめようと思ったことも何度かあったといいます。そんなときヒントをくれたのが美術の先生だったそう。「住宅メーカーだから住まいをテーマにしようと思って、どんな家に住んでいるのか、先生に聞いてみたんです。
そのなかで油絵を描くときのにおいや汚れから、美大生や画家は賃貸物件を見つけにくいという話を聞き、これだと思いました」。これをもとに空室が目立つ団地を美術や音楽をとことんやりたい人向けの集合住宅にリノベーションする、というアイデアを提案。その完成度の高さが認められ、全国大会「クエストカップ」への出場も果たしました。
「優勝はできなかったけれど、とてもいい経験になりました。このミッションをもっと突き詰めたくなり、さらに深掘りした探究を続けています」。
みんな大好き 校長先生
「始業式や授業で校長先生はスライドを動かしながら話すのがとても面白くて、夢中になって聞いています」とHさん。校長室はいつもオープンで、遊びに(?)行くこともあるのだとか
充実の図書室
司書の先生も常駐
読書が好きで、図書室にしょっちゅう足を運んでいるというHさん。「ビブリオバトルの東京大会に出場したとき、司書の先生が付き添ってくれて励ましてくれたのが心強かったです」