中学はバレーボール一筋
厳しい練習に耐えた先には…
レンガ造りの校舎が印象的で、清泉祭(文化祭)に訪れた際、道案内をしてくれた在校生の上品な雰囲気もあって「この学校に通いたい」と思ったというKさん。受験勉強は国語と算数に注力。
「2教科受験があったのも魅力でした」と話します。
今、学校生活で夢中になっているのがクラブ活動だそう。経験がないなか、中学からバレーボールをはじめました。
きっかけは大人気の漫画だったそうで、まわりにもその影響で入部した友だちがいたと言います。
中1のころの練習は週6日。中学のうちは基礎練習が多く、かなりハードだったそう。加えて朝練や自主練習もあり、「最初のうちは体力もなく、とてもきつかったです」と当時を振り返ります。
「帰宅しても疲れ切って、勉強との両立は難しかったです。テスト前は部活が休みになるので、そこで一生懸命、勉強に取り組んでいました」とKさん。中学は部活一筋の毎日。
でも、そこで培った基礎体力が今に生きていると言います。
みんなでしっかりボールをつないで、アタッカーが打つ。それがバレーボールの魅力だそう。「たくさん練習してユニフォームをもらえたときと、試合でアタックが決まった瞬間は最高です!」
先輩や同級生と切磋琢磨
常に緊張感をもってプレー
練習は中高同じコートで行いますが、メニューは別。ですが、高1の先輩が中1の練習を見てくれたり、準備や片付けの指導をしてくれたり、といった交流もあったそう。
ときどき、ボールを拾わないと厳しい声も飛んできたとか。
「(先輩は)怖い存在であり、かっこいい存在でもありました」とKさん。
サーブのコツについてアドバイスを求め、やさしく教えてもらったことが印象に残っていると話します。
また、普段は仲がいい同級生の間でもポジション争いがあり、切磋琢磨できる関係はバレーボール部に入ったからこそ築けた、とも。
こうした厳しい練習を乗り越え、試合に出られたときはやりがいを感じるそうですが、「ミスをすると下げられてしまうので、緊張感をもってプレーしています」と話します。
「心のこもったプレー」をモットーに、練習に打ち込むバレーボール部。練習メニューは中高別で行っていますが、先輩・後輩の関係は非常によく、練習中に声を掛け合う姿も見られます