日本女子大学附属中学校の生徒に聞きました「私たちの学校自慢!」

特色ある活動や施設、勉強、行事、部活についてなど、通っていてこそわかる学校の自慢ポイントを日本女子大学附属中学校の在校生が教えてくれました。

メンバー

  • 中3・K さん

    授業も課題も自治も、
    真剣に取り組めば
    自分の成長が実感できます!

  • 中3・I さん

    失敗も大切な経験!
    挑戦が自信につながり
    世界がどんどん広がります

お話

中3・K さん
授業も課題も自治も、
真剣に取り組めば
自分の成長が実感できます!

面白いから集中できる!
工夫満載の授業に夢中

小4のときに訪れた学園祭で、イキイキと活動する在校生の姿に感銘を受けたというKさん。
「今はその一員でいられることが喜びです」と語ります。

そんなKさんが今力を入れているのが勉強です。

「ユニークな内容の授業が多く、いつも興味津々です。
中2の歴史では、“自分の好きな時代にタイムスリップして旅行するなら?”というテーマで、実際に旅程を考えた授業が印象に残っています。
私は弥生時代を選び、稲作体験をする民泊ツアーを計画しました。
時代背景や、当時の農作業の様子、住居の形式など楽しみながら調べることができました」。

グループワークをはじめ参加型の授業が多いことや、単元ごとに取り組むレポート作成など、そこで得た知識を自分の言葉でかみ砕いて表現する必要があるため、さらに学習内容への理解が深まると言います。
「例えば国語で得た知識が他の教科で役立つこともあり、学びはつながっていると感じます」。

「本物にふれる体験」を重視する授業は、「ぼんやりしている時間がもったいない!」とKさん。入学当時と比べると自主性や計画的に課題に取り組む力、発信力が格段に上がってきたことを実感しているそう

個性豊かな教師陣が
この学校の一番の魅力!

こういった授業の集大成が中3で取り組む「年間研究」です。

1年を通して自分の好きなテーマで研究を進め、学年末にはその成果を学年全体で発表し合います。
「“世界の音楽”をテーマに民族音楽などの研究を進めています。

音楽はもちろん、歴史や地理などさまざまな教科の知識が必要なので、各教科の先生にアドバイスをいただいています」とKさん。

 勉強が楽しい理由には先生の存在も大きいそうで、各教科の疑問や学校生活の悩みなど何でも受け止めてもらえる安心感があるのだとか。
「校務センター(職員室)に行けばいつでも先生に質問できる環境です。
作品を読む前に作者調べを行う国語など、面白い授業で私たちの興味の扉を開いてくださる先生方のおかげで、学ぶことが大好きになりました」。

学習面でも自治などの活動面でも生徒が主体となって取り組みます。生徒同士の意見のぶつかり合いや失敗も大切な経験として見守ってくれる先生方は「とても大きな存在」とKさん

中3・ Kさん
私の学校のここが好き!

生徒による活発な自治活動


生徒会では会計を担当しているKさん。自治活動の大切さを学ぶ機会も多いそう。「自分たちの意見や行動がよりよい学校づくりに生かされることが実感できるので、やりがいを感じています」

校舎を囲む豊かな自然


四方を緑に囲まれ「森の学校」の異名も。「鳥のさえずりが聞こえる静かな環境がお気に入りです」。理科の授業では周辺環境を生かしたフィールドワークを行い、各々の植物図鑑を制作するそう

お話

中3・I さん
失敗も大切な経験!
挑戦が自信につながり
世界がどんどん広がります

ボランティア活動で得た
たくさんの経験と学び

「入学したらたくさんのことに挑戦したいと考えていました」と語るIさんは、生徒によるボランティア「広報サポーターズ」の一員。
説明会などで見学に訪れる方々へ学校の魅力を発信するのが主な役割です。

オープンスクールでは生徒による説明会も実施しており、訪れる小学生にどのように説明をすれば伝わりやすいか、みんなで話し合いを重ねながらつくりあげます。ヴァイオリンや理科実験など、学校の魅力を伝える講座も好評です。
はつらつと校内を案内するIさんですが、説明会後は反省することも多いそう。

「しないで後悔することが多いですね。以前、校外で見かけた参加者への声がけを迷って、結局口をつぐんでしまったことがとても心残りで……。
その後、勇気を出してお声がけしてみたら、とても喜んでいただけました。こういった経験が自信につながります」とIさん。

回を重ねるごとに、分かりやすく伝えることができるようになっているそうで、「経験を積むことの大切さも実感しています」と語ります。

普段は接する機会の少ない世代との交流も「広報サポーターズ」の魅力のひとつ。中1の頃から参加しているそうで、「人に喜んでもらえるのがうれしい! 高校でも続けます」とIさん

まだ見ぬ世界に興味津々!
講演会で広がる自分の興味

挑戦を後押ししてくれる校風から、ボランティア活動だけでなく、自分がまだ知らない世界にもふれてみたいと考えるようになったというIさん。年に数回開催される外部講師による講演会を心待ちにしているそう。

世界一周を成し遂げた冒険家の講演の際は、臨場感あふれる体験談にとてもワクワクしたといいます。

「挑戦することの必要性を強く感じました。講演会のたびに新しい発見があります」。

自分の興味ある分野だけでなく、講演会をきっかけにこれまで知り得なかった世界にふれることで、興味ある分野がどんどん広がっていくことに喜びを感じるそう。

「次はどんな世界が待っているのか、今からとても楽しみです!」。

「宇宙についての講演会以来、この分野にハマってしまいました」とIさん。ふとした瞬間に講演会で得た知識が役立つことがあるそう。「よく家族に豆知識として披露しています(笑)」

中3・ Iさん
私の学校のここが好き!

現地を訪れ学びを深める


中2の東北校外学習は、これまでに取り組んできた授業の集大成として3泊4日で行われます。東北ゆかりの小説家や旧跡、名所、地域の風土や特産物に至るまで教科を超えた学びを得ます

系統だった取り組みが魅力

国語で取り上げる「アンネの日記」(中2)、「黒い雨」(中3)には平和学習という側面もあります。さらに選択校外授業(中3)では広島での平和学習が選択可能。系統立った学びが展開されています

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