理科好きにはたまらない!東京農大業大学第一高等学校中等部「私たちの学校自慢!」

特色ある活動や施設、勉強、行事、部活についてなど、通っていてこそわかる学校の自慢ポイントを東京農大業大学第一高等学校中等部の在校生が教えてくれました。

メンバー

  • 中3・Aさん

    同じ志を持つ仲間に囲まれ
    充実の時間を過ごせる剣道部
    人間力も高まります!

  • 中3・Mさん

    理科好きにはたまらない!
    充実の設備と施設など
    本物に触れる機会がたくさん

お話

中3・Aさん
同じ志を持つ仲間に囲まれ
充実の時間を過ごせる剣道部
人間力も高まります!

日々の振り返りを全員で
その習慣が個々を強くする

生き物が好きだったというAさん。見学のとき、生物部に行くのを楽しみにしていたそう。
「たくさんの生き物を飼っていて、生物好きな私にはすごく魅力的でした。

でも入学後は迷いに迷って、剣道部に入部しました(笑)」。
中学からはじめて、今では二段を取得。都大会の団体戦メンバーとして出場しましたがAさん自身は破れてしまい、チームも負けてしまったそう。

しかしくよくよせず、すぐに気持ちを切り替えて、練習に打ち込んでいると言います。
「敗因はスピードです。相手のほうが一枚も二枚も上手でした。
顧問やコーチの先生から指摘され、試合の動画でもそれは明確だったので、今はその弱点克服に打ち込んでいます」。

剣道部では試合の結果を動画で振り返るほか、練習や大会での結果を記入するノートもあるそう。
そこには自分の反省や気づきを書くだけでなく、仲間や先生からの指摘が記されたり、ときにその場で話しあったりすることも。

「仲間や先輩から、打つときに左の膝を曲げて伸ばしてリズムをとっている、と指摘されました。
それだと相手に打つタイミングがバレてしまう。自分で気づいていなかったことがわかることも少なくありません」とAさん。
この振り返りはチーム全体で、習慣づいていると言います。

中高男女合同で練習を行っている剣道部。先輩・後輩の関係も良好で、「人間関係でも学べることが多い(Aさん)」。クラブと同好会、合わせて34の部活動があり、中等部では約9割が所属しています

人間関係や生活習慣など
部活動を通して学べること

体育会系ではあるものの、上下関係はそこまで厳しいものではなく、気軽に話し合える関係が築けているのは、農大一中高剣道部の特長、とAさん。

やさしい先輩の姿に憧れ、後輩にやさしくできる自分がいると言います。
また、練習があると疲れて寝てしまうので、部活動がない日はしっかり勉強するなど、規則正しい生活習慣も身についたそう。

「剣道部で礼儀や精神的な強さが身についただけでなく、人間関係やケジメのある生活なども学べました。剣道部に入ってよかったです!」。

創部60年以上の歴史がある生物部。金魚やニワトリをはじめ、たくさんの生き物を飼育しています。中高合同の活動で、日々の研究内容は外部のコンクールでも数々の実績を築いています

中3・A さん
私の学校のここが好き!

行事は生徒主体
桜花祭はよさこい!


ほぼ毎月、何らかの行事があり、そのほとんどが生徒主導で行われます。「SSF(体育祭)の大根リレーと桜花祭のよさこいは必見です」とAさん。中2、3の見どころは生徒が考えた振りつけだそう

プレゼン力と
人前で話す力


中等部合同のスピーチコンテストに出場したAさん。剣道部の活動について、英語でスピーチをしたそう。「先輩のスピーチを見て刺激を受け、自分のモチベーションアップにつながりました」

お話

中3・Mさん
理科好きにはたまらない!
充実の設備と施設など
本物に触れる機会がたくさん

桜花祭の盛り上がりが
学校全体の雰囲気に直結

体験を重視した学習に重きを置いていることを知り、東京農業大学第一高等学校中等部に興味があったというMさん。

桜花祭に来たときも、それまでに見学したほかの学校より賑わいを見せていたそうで、「楽しそうな学校」と強く印象に残ったと話します。

「出し物でジェットコースターがあったのも驚きました。
生徒がこんな壮大なものを作れるのかと思うと同時に、自分も入学したらできるのかも」と、活躍する先輩の姿が自分の将来像に見えたといいます。

 Mさんは今、部活動に打ち込んでいます。幼稚園から始めたテニスを中学でも継続。
なんでもざっくばらんに話せる先輩や後輩と、練習に励んでいるそう。

ラリーの練習がメインのなかで、球出し(ボールを打つことをメインとした練習)をしてくれたり、アドバイスをもらったりした先輩のやさしさにふれ、モチベーションにつながったといいます。

「自分が先輩から受けた恩を、今度は後輩に返す番。外周のランニングはキツいですけど、みんなで声を掛け合って乗り越え、大会で前回を上回る成績が出たときはうれしいですね」。

テニス部は中高分かれて活動。校外のコートで練習することもあるそうです。「先輩とはなんでも話せる関係で、プレーで気づいたことはすぐにアドバイスしてくれたのがうれしかったです」

充実の施設がやる気を後押し
理科系好きに最高の環境

「設備が整っていて、なかでも理科室が4つあるのはわが校の自慢です」とMさん。

生物実験室、科学実験室、物理実験室、理科実験室の4部屋で、それぞれに専門的な機器もそろっており、「理科が得意」だというMさんにとっては最高の環境だと話します。
「見たことがない器具や、専門的な機械などがあり、好奇心を刺激されます。また実験も多く、ネズミの解剖をしたことも。
校内の緑が豊かな環境を生かして、植物や生き物の観察をすることもあります」。

本物に触れる機会がたくさんあることも、理科の授業が好きな理由のひとつなのだそう。
普段の授業でも、生徒の興味や関心を広げる可能性が散りばめられています。

生物実験室にも専門的な機器がたくさん。写真はサーマルサイクラーという、PCR法を行う際にも使用される装置です。高1の理科の授業で、メダカのオスとメスをDNAで見分ける実験で使用します

中3・M さん
私の学校のここが好き!

自分の実力を知り
学力向上につなげる


学力推移調査やGTECをはじめ、学外のさまざまな模試を受ける機会があり、自分が全国でどれくらいのレベルにあるのかを認識できるといいます。「苦手分野が明確になる貴重な機会でもあります」

過去の失敗から学ぶ
社会がおもしろい!


「公民の授業がおもしろいです」とMさん。経済における過去の失敗を知り、現代社会の問題を分析するところに興味を惹かれるといいます。ディベートの機会も多く、議論する技術も養います

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