横浜市青葉区にある桐蔭学園中等教育学校は、伝統校ながらも従来型の教育から大きく舵を切り、生徒主体の学校づくりを推進してきました。
アクティブ・ラーニング型授業や多彩な課外活動など、次世代を見据えた教育へと進化を続ける同校で、生徒たちはどんなスクールライフを送っているのでしょうか。
語学研修や部活動、将来の夢まで、在校生おふたりにお話を伺いました。
メンバー
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Tさん
3年生
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Hさん
5年生
学園祭執行部と水泳部に全力!
失敗と挑戦を繰り返して成長を実感
「企画管理課長」として失敗しながら見つけた、
仲間を引っ張るやりがい
僕が学校生活で熱中しているのは、1年生から所属している「学園祭執行部」の活動です。
今年は中学生だけで50人ものメンバーが集まり、会議室の椅子が足りなくなるほどの活気にあふれています。そのなかで、僕は「企画管理課長」を務めています。
企画管理課の仕事は、各クラスやクラブが準備する企画の進行状況を管理したり、準備期間中に校内を見回ってルールを守ってもらうよう周知したりすることです。15歳の自分がたくさんの人の上に立ち、みんなを引っ張っていくのは本当に難しいと感じています。

学園祭の「企画管理課長」として、50人のメンバーを引っ張りイベントを成功に導きます。
時にはメンバーの気持ちがついてこず、自信をなくしそうになることもあります。それでも、失敗したり叱られたりしながらも自分の役割を果たし、みんなを統率できたときには大きな達成感があります。自身の成長を肌で感じられることが、何よりのやりがいです。
目標の全国大会まであと1秒!楽しく全力で練習する水泳部
もうひとつ、僕の学校生活に欠かせないのが水泳部の活動です。冬でも泳げる温水プールで、1年生から6年生まで全員一緒に、約40人の大所帯で毎日賑やかに活動しています。
これだけ年齢の離れた先輩・後輩が共に練習していますが、桐蔭の水泳部は本当に仲が良く、最高の雰囲気です。先輩方はとても優しく、泳ぎのコツやわからないことも丁寧に教えてくれます。ただ、仲が良いからといって馴れ合うのではなく、お互いに敬語を使い、名前に「さん」を付けて呼び合うなど、相手に敬意を持ちながら楽しく活動しています。そんなメリハリのある関係性が、僕たちの自慢です。
現在の目標は、100m平泳ぎのタイムをあと1秒縮めて全国大会に出場すること。あと1秒の壁はとても高いですが、予選に向けて全力で挑んでいます。

快適な温水プールが自慢の水泳部。仲間と切磋琢磨しながら全国大会出場を目指します。
アクティブ・ラーニング型授業と語学研修で感じる
「伝える楽しさ」
桐蔭のアクティブ・ラーニング型授業は、先生の話を一方的に聞くのではなく、自分の意見をクラスメイトに伝える機会がとても多いのが特徴です。
朝のホームルームで行う「1分間スピーチ」もあり、自分の考えを言語化する力が毎日自然と鍛えられるため、「話す力」がすごく伸びたなと実感しています。
2年生の3月には、学年の約半数の150名(希望制)でブリティッシュヒルズへ語学研修に行きました。オールイングリッシュの環境のなか、授業でインプットしてきた英語やリスニング力がどこまで通用するのか不安もありましたが、思った以上に会話が通じて大きな自信になりました!

2年生のブリティッシュヒルズ研修。生きた英語に触れ、大きな自信を掴みました。
特に、研修中に知りあった先生に、僕の特技である「円周率50桁の暗記」を披露して意気投合し、特別な握手の仕方を教えてもらったことが素敵な思い出です。
自分の英語で海外の方と繋がれるのだと実感できて、とても嬉しかったです。
語学研修でつかんだ自信。
夢を見つけて成長できる最高の環境
苦手だった英語を克服して、
念願のニュージーランド短期研修へ!
中学に入学したばかりの頃は、英語が苦手でした。そんな私が変われたのは、桐蔭ならではの習熟度別授業でステップアップしたいと思ったことがきっかけです。
2年生でブリティッシュヒルズを経験して「もっと英語を話したい」と思い、3年生の全員参加の韓国語学研修を迎えました。現地の方と英語やジェスチャーを交えてコミュニケーションを取ることが本当に楽しく、「もっと自分の英語力を試したい!」という思いが強くなりました。

4年生の夏に挑戦したニュージーランド研修。英語力を試すだけでなく、積極性も育む貴重な経験に
そして4年生の夏、念願だったニュージーランドへの短期研修(2週間)メンバーに選抜され、初めてのホームステイに挑戦しました。
ホストファミリーの家は、同じ学校の仲間が一人もいない完全な英語環境です。はじめは戸惑うことばかりでしたが、「自分から聞きに行くしかない!」と割り切って積極的に行動した結果、最後は家族のように仲良くなることができました。
中2で見つけた「薬剤師」の夢。自分を見つめ直すキャリア教育が転機に
桐蔭では、ロングホームルームの時間などを利用して、未来の進路を考える機会を多く設けてくれます。なかでも、将来やりたいことから逆算して考えるワークが、自分を見つめ直す大きなきっかけになりました。
そのおかげで中学2年生の時に「薬剤師になりたい」という将来の夢が見つかり、現在は薬学部への進学を目指して受験勉強に励んでいます。
一番の楽しみは鸞鳳祭!学級委員として仕掛けるクラス企画
学校生活で一番のイベントは、やっぱり秋に開催される「鸞鳳(らんほう)祭」です。私は今、学級委員としてクラスの出し物のまとめ役をしています。

毎年9月に行われる学校生活最大のイベント「鸞鳳祭(文化祭)」。2日間にわたり、1年生〜5年生の生徒が学年ごとに縁日や展示、ステージ発表などの多彩な企画を実施します。
みんなが出してくれるアイデアはどれも面白く、一つに統合するのには苦労しましたが、「動物園を舞台にした人生ゲーム」というユニークな企画になりそうです。
本番が今から待ち遠しくて仕方がありません。みなさん、ぜひ遊びにきてください!