中学入試で気になる偏差値の見方って?

ニックネーム はな
高1の長男ナツオと小6の次男フユトの二児の母。ナツオは偏差値30台からスタートし、二人三脚で頑張った甲斐あって、偏差値60越えの志望校に合格。次男フユトも自然と中受の道へ。いよいよフユトも中学受験生、残り少ない親子二人三脚を頑張ります。

2019年の秋は毎週のように台風が日本列島を通過、不安定なお天気が続きました。フユトの周囲では高熱の風邪や肺炎が流行り、咳をしている生徒が増えてきたとも聞いています。勉強面でのサポートも大切ですが、体調管理も気を付けたい時期ですね。

本日は秋に各中学校で開催される入試説明会と、中学受験の間ずっと気になってしまう偏差値についてお話したいと思います。

【目次】

  1. 入試説明会について
  2. 目に見える偏差値と隠された実力

1. 入試説明会について

夏休みが終わり新学期が落ち着きだした10月頃から中学校では6年生に向けた入試説明会が開催されます。学校説明会と異なるのは、参加できる学年が6年生限定(優先)であることと内容が入試への諸注意などになる点です。

学校説明会と入試説明会を同じ中学校で参加した感想としては、保護者の雰囲気がピリッと引き締まり服装も紺色の洋服で参加される方が若干増えることでしょうか。そして実際受験する可能性が高い保護者が集まるので、その中学校のざっくりとした保護者のカラーが想像できると思います。

●私が参加させていただいたある中学校の例

学校説明会

入試説明会

校長先生のご挨拶30分 校長先生のご挨拶10分
先生からの学校説明 募集要項説明
先生数名のディスカッション 前年度入試結果の考察
説明動画上映 2020年入試の諸注意
校舎見学(約20人ずつ) 個別相談実施

入試説明会は直前になるとヒントのようなお話をしてくださる中学校もあります。また、入試の傾向についてお話を伺っていると「中学校が求めている生徒像」が伝わってきます。説明を聞きながら我が子が6年間通って楽しめる学校かどうか最終確認をする機会でもあるので、受験する可能性がある中学校の入試説明会は足を運ばれることをお勧めします。

2.目に見える偏差値と隠された実力

受験生の学力は各中学受験塾の模擬試験で偏差値という数値で視覚化されます。平均が50としておよそ25~80まで少数第一位の数値で細かく分かるので、子供がどの教科が得意・不得意なのかが一目瞭然ですよね。

例えば子供の弱点で点数が悪いとしても、全体的に出来ていなければ偏差値が高くなります。その場合弱点でも深く学習をしなくてもいいという事が推測できます。反対に得意分野で得点が高かったにもかかわらず偏差値が伸びないのは全体が出来ているということなので、更に応用まで学習を深めるようにしても良いと考えられます。

私も皆さん同様受験生の親なので偏差値の数値に一喜一憂してしまいがちです。

しかし子供の弱点がはっきりする機会だと、無理やりにでも(笑)意識を変えて正答率と間違った問題を見ながら解き直しを決めています。ただこの正答率はあくまでも受験者全体になるので、 受験校によって何%の正答率まで解き直したらいいのかを担当の先生にお伺いするのが良いかもしれません。

また、過去問が始まっている6年生にあることで良く言われるのが、志望校の受験問題が個性的でお子様が順調に過去問演習を進めている場合に 一般の模試の偏差値が下がります。その場合、偏差値を気にせず、過去問演習が順調なことに目を向けて欲しいと思います。

そして気を付けたい事…偏差値には同じ数値でも上がっていく偏差値と下がっていく偏差値があるそうです。

規模の大きな中学受験塾では難しいかもしれませんが、単に前回から上がっているから…最近下がっているから…という判断ではない、中学受験塾の経験豊富な先生には授業中の様子でそれがお分かりになるそうです。さすがに保護者には教えてもらえないでしょうが…怖くても聞く勇気があれば是非聞いてみてください(笑)。


このように偏差値という1つの数値でも見える事実はいくつかあり、そこから対応できることも色々あります。

6年生の秋からの偏差値はとても重く受け止めてしまいがちですが、数字の裏側にあるものに目を向ける事が大切です。偏差値に振り回されない強さを受験本番まで何とか持ち続けていたいですね!

目指せ兄越え!2020年中学受験記~はなのつぶやき~

アメブロでも受験に限らず日々のたわいないことを呟いています。はなと弟フユトの迷いながらの受験模様も良かったらご覧くださいね。今日のブログではフユト受験談(続)を書いています。

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