ニックネーム はな
高1の長男ナツオと小6の次男フユトの二児の母。ナツオは偏差値30台からスタートし、二人三脚で頑張った甲斐あって、偏差値60越えの志望校に合格。次男フユトも自然と中受の道へ。いよいよフユトも中学受験生、残り少ない親子二人三脚を頑張ります。
時の過ぎるのは本当に早いもので、本日のブログが今年最後のブログになりました。
今年も1年間VM中学受験ブログをお読みいただきまして本当にありがとうございました。皆様に心より御礼申し上げます。
今日は受験本番まであと約1カ月…というこの時期のフユトと母の様子や新学期が始まって小学校をどうするか…という具体的な受験生の1月について少しお話したいと思います。
【目次】
- 1. 受験ひと月前の親子の様子
- 2. 1月の過ごし方
1. 受験ひと月前の親子の様子
「おかしくなり出す生徒が出ます。」そうおっしゃったのは日能研の先生。
「え?」と驚く母に「そうなるのが普通です。」とちょっと怖すぎるお話を伺いました(汗)兄ナツオの時を思い出すと…はっきりとは思い出せません(汗)大変過ぎて記憶から抹消されているのでしょうか?
1つだけ覚えているのは、毎日「○○ババア」とナツオの罵声が聞こえるリビングに、1人になると涙を流す私の姿。それが毎日の当たり前の光景でした。
あるママ友は冬期講習中を「地獄絵図だった」と表現し、あるママ友は「もう二度と経験したくない」と話します。私はどうかと言えば…記憶喪失気味です。人間辛い事は忘れるように出来ているのかもしれませんね。
ただ1つ言える事は冬期講習を終えた1月の過ごし方があったから「もう1度受験を…」と思えました。それは後半でお話しますね。
肝心の弟フユトと母はお互い今までとあまり変わりません。
フユトは眠いとハリネズミに変身して不機嫌モードになってしまいますが、それ以外は私がフユトの学習に口を挟まないのでいつも通りに時間が流れます。でも母の心の中には「不安」という言葉がいっぱい…ナツオの時と違い、泣く事はなくても拭えない心配があります。
でも親が子供を心配することは親にしかできないこと、親の役目の1つと前向きに考えようと思います。
以前「お母さんはどんと構えていてください」と日能研のスタッフさんに言われた事があります。心の中で『そうしているつもりなんですけど(汗)』と思いながら苦笑いをした私。『背格好が小さいからどんと感は出づらいのかも』って言い訳してみたかったですね(笑)
しかしもうこの時期は心に嵐が吹き荒れようとも、子供といっしょにいる時は出来るだけ穏やかな笑顔でいられるように意識したいと思っています。
2.1月の過ごし方
1月に受験本番を迎えるお子さまはもちろんですが、2月に受験が始まるお子様も「いつから小学校をお休みすればいいかしら?」と悩まれると思います。これは各ご家庭の方針とお子様のタイプによって決めてください。
B. 家庭より塾で学習が捗るタイプa. 家庭でサポートが出来る
b. 1人で計画的に進められる
c. 塾が午前中から受け入れ可能
A×a・ A×b・A×c・B×c⇒早い時期からお休みOK
B×a⇒あまり早くからお休みしない方がいいかも?
B×b⇒どちらでもOK
反抗期のお子様は塾で午前中から受け入れ体制が整っていない場合、早くからお休みをすると親子の衝突が増えるだけで悪循環かもしれません。
日能研では受験直前まで普段通りの生活を勧められるので、午前中からの受け入れも当然ありませんでした。しかし個人的には午前中から塾が受け入れてくれるのなら早くお休みして勉強するのもありだと思います。
友人のお子さん(Eちゃん)の話ですが、1月は早い時期から小学校をお休みして午前中から夜までずっと塾で勉強をしたそうです。
お母さんはお昼のお弁当を持たせ、夜は塾までまたお弁当を届けるのは大変だったそうですが、Eちゃんは「クラスのみんなと一緒の自習が楽しいからこのままずっと受験がなくて一緒に勉強していたい、この毎日が終わって欲しくない。」ととても充実した時間を過ごしたそうです。
小学6年生、しかも受験直前にそのような事を考えるEちゃんに感心しましたが、Eちゃんにとってその塾と仲間は居心地の良い場所だったのでしょうね。(当然のことながら第一志望校に合格)
Eちゃんもそうですが、大切なのは中学受験に3年弱向き合い続けた「本人の意思」です。子供自身が小学校を早くから休んで勉強をしたがっているのかどうか…本人の意思に反することをさせるのはこの時期本当にもったいない時間の使い方だと思うのでお子様とよく話し合って決めてくださいね。
我が家の兄ナツオの1月の過ごし方はと言えば…2週間前から小学校をお休みし、進みが悪くて間に合っていなかった過去問を毎日解いていました。
しかしその時期はもうゴールが見えていて、「あと少しでこの勉強の毎日から解放される」と勉強嫌いなナツオでも前向きに勉強に取り組み、ご機嫌な家庭学習の日々でした。
「冬休みの反抗はどこへ?」と思うくらいに素直なナツオ。ランチとおやつを楽しみに勉強を頑張る息子の姿を見る毎日は本当に穏やかに過ぎて行きました。
その頃の母の胸中はこの時期不安で押しつぶされそうでも、
毎日ナツオにやらせる過去問の用意と振り返り、宿題…と目の前にある1つ1つの課題をひたすら一緒にこなしました。そのような毎日の中で最後にはナツオを信じ切る覚悟が私の中に出来たように思います。
今思い返せば「ここまで出来る事はやったのだから」と親子2人で覚悟を感じたのがこの直前のお休み期間だったと…。
残りのひと月は本当に中学受験で一番密度の濃い時間になります。
きっと予測のしない事も起きるでしょう。しかしその1つ1つの出来事を親子二人三脚で乗り越え、2月の本番に向けて着実にステップアップしていきたいですね。残された時間で出来る事を私もフユトと前向きに頑張るので、皆さんも一緒に頑張っていきましょう!
アメブロでも受験に限らず日々のたわいないことを呟いています。はなと弟フユトの迷いながらの受験模様も良かったらご覧くださいね。今日のブログではフユト受験談(続)を書いています。