メキシコさんとさぼてん君の受験ブログ 最終回

一輝一憂は【毎週月曜日更新中】

■新たな生活

長きに渡って綴らせて頂きましたさぼてんの中学受験ブログ。

さぼてんも私達家族も新たな生活を初め、新たな目標に向かって動き出しましたので、今回をもって終了とさせて頂きたいと思います。
そこで、今回は受験が終了して落ち着いた今だからお伝えできることなどを綴りたいと思います。

■偏差値変動

さぼてんが通っていた受験塾はS塾です。どの塾にもクラス分けがあるかと思いますが、S塾も月に１回行われるテストの結果でαクラスとアルファベットクラスに分けられます。さぼてんの学年は１クラス２０人弱で２５〜２７クラスありました。全体の人数も多いので初めの頃はαも９クラス、高学年になると６クラスありました。さぼてんはというと、ほぼこのαクラスに属していました。もちろんアルファベットクラスになってしまう時もありましたが、そういう時はまたやる気スイッチが入るきっかけになっていました。ですからさぼてんの偏差値はS塾偏差値で５０代後半から６０代前半、良い時は６５近くありました。

よく偏差値を聞かれることがあるのですが、塾の母集団によって違うので偏差値を一緒くたにすることはできないのです。ですから、さぼてんはあくまでもS塾の偏差値であることをご了承ください。

これまでは月１のテストでの結果の話でしたが、6年生になると合格力判定テストが始まります。限定されたテスト範囲などない、広範囲の問題が出題される受験を意識した模擬試験です。さぼてんのこのテストの平均偏差値は５８ほど。ですからさぼてんの「もち偏差値」は５８ということになります。

これを受験の参考にするのがよいと思います。このもち偏差値を志望校を決める目安にします。さぼてんは２月、偏差値６０、６３、７０（ここはどうしても受けてみたいと言ったところ）、５７の四校を受験して、現在５７の学校に通っています。模試の結果でも６０のところはいけるだろうと誰もが思っていましたが、当日の算数の試験で思わぬ問題構成になっており撃沈したのです。塾の先生も今年のこの学校を受験した子には申し訳ないとおっしゃっていました。しかし受かっている人もいるわけですから、苦手分野を作ってはいけないということになります。

さぼてんが2月に受験したのは全て男子校ですが、やはり６０以上の学校は算数の問題が特殊です。中学受験が算数勝負だといわれるのには、ここに１つ理由があるのかもしれません。

■今のさぼてん

結局さぼてんは、受験するまで見たこともなかった学校に進学しました。ですが、今の学校生活をとても楽しんでいます。親である私達も、この学校のたくさんの魅力に気づいています。結局はご縁のあったこの学校で良かった、今はそんな思いで清々しい毎日を送っています。

そしてさぼてんは、次なる目標に向かってまた新たなさぼてんプロジェクトを企てています。

これまで拙い文章でのブログをお読み頂いた皆様に心より感謝申し上げます。皆様にとって中学受験が実り多いものになりますよう心から願っております。

今までどうもありがとうございました。