2026先生座談会|高い完成度の秘密は、“楽しむ力”。のびのび遊び、笑顔あふれるみほ幼稚園の日常

横浜市緑区にあるみほ幼稚園には、子どもたちが思いきり体を動かせる第2グラウンドや、季節の恵みにふれる「こどもの畑」、春から準備を重ねる年長さんのお遊戯発表会など、豊かな体験があふれています。
そうした一つ一つの活動を支えているのは、先生たちのあたたかなチームワークと、先生も子どもも本気で楽しむ園の空気。
日々の中で育まれる、園の魅力を先生たちに伺いました。

お話

みほ幼稚園の先生たち

サッカー、虫捕り、異年齢の交流まで、
楽しみ方は無限大

A先生:
園から子どもの足で5分ほどの場所に、800坪もの広さがある第2グラウンドがあります。
とても広いため、先生対子どもたちで本気のかくれんぼをしたり、サッカーコートを2面作って試合をしたりと、遊びのスケールが違います。

N先生:
園庭にもありますが、第2グラウンドにはさらに長い10メートルのうんていがあります。最後までやり遂げると賞状がもらえるため、子どもたちはそれを目指して、お互いに励まし合いながら一生懸命挑戦しています。

 

800坪の広大な第2グラウンドは、子どもたちの大好きな場所。
サッカーや虫捕りなど、思い思いの遊びをダイナミックに楽しみます(みほ幼稚園)

A先生:
春には、年長さんが年少さんと手をつないで「グラウンド巡り」が恒例です。「坂の反対から登っちゃダメだよ」なんて、お兄さん・お姉さんがルールを優しく教えてあげる。
こうした異年齢の関わりの中で、園生活の約束事が自然と受け継がれていきます。

また、春は桜の花や葉っぱを拾ったり、夏には虫やトカゲを追いかけたりと、季節ごとの自然に触れられるのもこの場所の魅力。
今の時代だからこそ、こうした環境で思いきり体を動かして遊ぶ時間は、とても大切だと感じています。

いちご摘み、さつまいも掘り、大根掘り
――食への興味を育む時間

A先生:
園バスで5〜10分ほどの場所に、当園が所有している「こどもの畑」があります。
春はいちご摘み、秋はさつまいも掘り、そして冬には農家さんの畑をお借りして、大根掘りも行います。
どれも全学年が参加する、楽しみな恒例行事です。

いちご摘みでは、みんなでバケツを持って畑へ行き、採ったいちごを職員室で洗ってお昼にいただきます。
スーパーで買うものよりずっと甘いので、いちごが苦手な子も、「1個だけ食べてみようかな」と背中を押されて挑戦することも。

N先生:
年少さんの中には、あまりにおいしそうで「その場で食べちゃいたい!」という子もいるんです。
その様子がとてもかわいらしいですね(笑)

みほ幼稚園

真っ赤に実ったいちごを、自分で見つけて摘み取る喜び。
笑顔あふれる収穫のひととき(みほ幼稚園)

A先生:
さつまいもと大根はお土産として家庭に持ち帰ります。
すると、お弁当の時間に、「ママが大学いもにしてくれた!」「大根の葉っぱのふりかけが好き」と、嬉しそうに教えてくれるんです。
自分が収穫した野菜が料理になることで、食への関心も自然と深まっているのを感じます。

 

力いっぱい引き抜いた大根は、自分だけの宝物。
土にふれながら味わう、季節ならではの体験(みほ幼稚園)

また、大根掘りに向かう途中には、どんぐり拾いをも楽しみます。
園長先生が「子どもたちに秋を味わってほしい」と大切にしている時間で、欲しい子はポケットいっぱいにどんぐりを拾い集めます。
夢中になって集めたどんぐりが、大根畑でぽろぽろ落ちてしまうのも、ほほえましい光景(笑)
そんな季節の自然にふれるひとときも、収穫体験の楽しみのひとつです。

春の発声練習から始まる、
年長さんの特別な舞台づくり

A先生:
2月に行われる年長さんの「お遊戯発表会」は、長い時間をかけて作り上げる特別な舞台です。
実は、準備は春の発声練習から始まっているんです。
専門の講師の方に「あいうえお」の基礎から教わり、冬が近づくといよいよ1人1冊の台本を手にします。
セリフを覚え、立ち位置を確認し、少しずつステップアップしていきます。

N先生:
練習を重ねて、他のクラスの子が見学に来る「見せ合いっこ」の時期になると、みんなぐっと表情が引き締まるんですよね。
「かっこいい姿を見せよう」と、役になりきって堂々と演じる姿が印象的です。

みほ幼稚園

一歩ずつステップを積み重ね、自信を持って立つ大舞台。
本番を終えた子どもたちの顔つきは、驚くほど頼もしく変わっています(みほ幼稚園)

A先生:
以前、どうしても人前が苦手で「僕にはできない」と泣いてしまった子がいました。
その時は無理強いせず、友達が代役で演じるのをじっくり見学する時間を作ったんです。
すると、仲間の姿に刺激を受けて、自分から「次は絶対自分でやる!」と言い出して。
本番、大きな声でセリフを言えた姿を見たときは、本当に胸が熱くなりました。

N先生:
下の学年の子たちにとっても、年長さんの姿は憧れです。
「年長さん、かっこいい」「自分も年長さんになったらやってみたい」と感じる、良い刺激になっていますね。

高い完成度の裏側にある、
先生も子どもものびのびと自分らしくいられる環境

N先生:
私は一度現場を離れ、別の園を経験してから戻ってきましたが、改めて「先生たちの関係性がすごく良いな」と感じています。
職員室がいつも明るくて、学年を超えてみんなで子どもたちを見守っている安心感があります。

A先生:
園長先生の懐が広いおかげですよね。
先生たちの「これがやりたい」を尊重して、教材なども柔軟に整えてくださるので、それぞれの先生が自分らしい保育をしやすい環境だと感じます。

行事で見せる完成度の高さから、きちんとした園という印象を持たれることもありますが、実は正反対。
練習のプロセスを先生も子どもも本気で楽しんでいる結果なんです。
決まった活動以外は、外で思いきり遊んだり、部屋で自由に折り紙をしたりと、実はとてものびのびしています。

 

高い完成度の行事の裏側には、先生たちのあたたかな見守りと、
子どもたちがのびのび過ごせる日常があります。(みほ幼稚園)

N先生:
私は、いつ来ても元気をもらえるこの場所が大好きです。
少し離れていても、またここで働きたいと思わせてくれる温かさが、この園にはあるんです。

A先生:
私は、行事がとにかく大好きなんです!
自分が楽しんでいると、子どもたちにもそれが伝わって、さらに楽しくなる。
子どもたちと一緒に目標に向かっていく時間に、いつもやりがいを感じています。

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