「幼稚園は、子どもたちが毎日わくわく、ドキドキしながら登園する場所でありたい」と語る、園長・岩澤信男先生。
昭和38年の開園以来、変わらぬ情熱で子どもたちの好奇心を刺激する教育を実践してきました。
現在は、時代の変化を見据え、通園バスの夕方便・休業期間早朝便の導入や満3歳児保育の拡充など、働く保護者を支える画期的な仕組みづくりにも注力。
教育の質と手厚い就労支援を両立させる、園の新たな挑戦について詳しくお話を伺いました。

毎日わくわく登園したくなる園であるために
幼児期は、これから一生生きていくための基礎になる力を育む、かけがえのない時期です。
私たちは、「元気な子」「思いやりのある子」「よく考える子」「頑張る子」を教育目標に掲げ、子どもたちの心身ともに調和の取れた成長を支えています。
何より大切にしているのは、子どもたちが毎日元気に笑顔で登園できること。
そのためには、幼稚園が“わくわく・ドキドキする、面白い場所”でなければならないと考えています。
大人もそうですが、心から面白いと感じることには誰に言われずとも一生懸命になりますよね。
心が動く体験さえあれば、子どもたちは自ら集中し、主体的に取り組み始めるのです。
タケノコを自由に描いてみよう!「楽しむ」美術の活動が、豊かな表現力を引き出す
(みほ幼稚園)
ミュージカルや国語教育、スポーツや美術の活動など、さまざまな経験の機会があるのは、当園の特色のひとつです。
それらは成果を競うためではなく、一人一人が楽しみながら、自分の興味や得意なことを見つけていくためのもの。
楽しいからこそ夢中になり、その積み重ねが、自信や表現力へとつながっていきます。
完成度の高い行事をご覧になると、「厳しい練習をしているのでは」と思われることもありますが、決してそうではありません。
子どもたちが楽しみながら取り組める環境を整えることこそ、私たちの役目だと考えています。
働く保護者に寄り添う、新しい支援のかたち
共働き家庭が増えるなかで、幼稚園に求められる役割も少しずつ変わってきています。
私たちは、お子様をお預かりするだけでなく、保護者の皆さまが「自分らしく働きながら、安心して子育てができる」環境を整えることも、大切な使命だと考えています。
この4月から新たに始めたのが、通園バスの「休業期間早朝便」と「夕方便」です。
主に、就労などで預かり保育を利用されるご家庭向けに、送迎の負担を大幅に軽減することを目的としています。

仕事と子育ての両立を応援するため通園バスの運行を拡大
(みほ幼稚園)
幼稚園は、教育の場であると同時に、ご家庭の暮らしを支える存在でもあります。
保護者が安心して働けることは、結果として子どもたちの安心にもつながります。
これからも「幼児教育を通して地域に貢献する」という考えのもと、時代に合わせながら、子育て家庭に寄り添う支援を続けていきたいと考えています。
保護者負担ゼロを支える、
プロの力と園の連携力
「幼稚園は親の出番が多くて大変」というイメージをもたれているかもしれませんが、当園では、保護者の負担は一切ありません。
たとえば、お遊戯会は、衣装作りから舞台セット、照明や音響まで、すべて専門のスタッフが担います。
役員や係の仕事もなく、遠足や運動会でも保護者のお手伝いをお願いすることはありません。
子どもたちに豊かな経験を届けながら、どのご家庭も無理なく園生活を謳歌していただきたいからです。

舞台演出には専門スタッフが関わり、完成度の高い発表の裏側を支えています
(みほ幼稚園)
安全面でも「見えない工夫」を凝らしています。
預かり保育では、有資格者のスタッフが、毎日事前にミーティングを行い、その日の子どもたちの動きや課外教室との連携を細かく確認しています。
誰がどこに行くのか、何時に戻るのかまで丁寧に共有し、見落としのない体制を整えています。
保護者の手を煩わせないことと、徹底した安全管理。この両輪が日々の信頼を支えています。

毎日のミーティングと課外教室との連携で、見落としのない安全な体制を整える預かり保育
(みほ幼稚園)
先生の笑顔は子どもへの最高の贈り物。
良好な労働環境が、質の高い保育と温かなまなざしを育む。
子どもたちが日々をのびのびと過ごすためには、一番近くにいる先生たちが心身ともに健やかで、笑顔で向き合っていることが欠かせません。
当園では、年間休日をしっかりと確保し、残業をできる限り減らすなど、スタッフの労働環境を整えることに力を注いでいます。
これは、単に福利厚生を充実させることだけが目的ではありません。
先生たちがしっかりとリフレッシュし、心にゆとりを持って子どもたちの前に立つ。その「余裕」があるからこそ、子ども一人ひとりの小さな変化に気づき、温かく寄り添うことができるのです。
行事の衣装作りや設営をプロに任せているのも、先生たちが本来の業務である「保育」に専念し、パフォーマンスを最大限に発揮できるようにするためです。

心にゆとりを持った先生のまなざしが、子どもたちの安心と笑顔につながっています
(みほ幼稚園)
先生が笑顔になれば、子どもが笑顔になる。子どもが笑顔になれば、保護者の皆さまも安心できる。
この良いサイクルを回し続けることこそが、私たちが理想とする園のあり方です。これからも、大人も子どもも輝ける環境づくりを、丁寧につくり続けていきたいと考えています。

