子どもたち一人ひとりの成長を大切にする愛和太陽幼稚園。
「優しい心・勇気の心・強い心・感謝の心・人に迷惑をかけない心」といった“心の教育”を重視し、人としての土台を育む保育を行っています。
保育士が子どもたちと一緒に体を動かしながら、のびのびと遊ぶ姿も同園の特長の一つです。
今回は園長先生に、園が大切にしている教育方針や日々の取り組みについてお話をうかがいました。

崖上りができる「太陽の丘」や遊具も充実している園庭。
外では先生たちも一緒に子どもたちとたくさん体を動かします。
(愛和太陽幼稚園)
憧れの存在が、
子どもたちの成長を支えている
愛和太陽幼稚園は、愛和幼稚園、愛和のぞみ幼稚園とともに、愛和学院が運営する幼稚園の一つです。
1986年の開園以来、地域に根ざした保育を行ってきました。心の教育を軸に、子どもたちには多くの体験を通して成長してほしいという思いで、日々向き合っています。
学ぶということは、真似ることから始まると考えています。
子どもたちは身近な存在から多くを学びます。運動会で披露される年長児の鼓笛を見て、「自分もああなりたい」と憧れるように、モデルとなる存在がいることはとても大切です。

年長さんが取り組む「鼓笛」は園の伝統的なプログラム。
年少・年中さんの頃から憧れの存在として見てきた年長さんの姿を目標に、子どもたちは意欲的に練習に取り組みます。
(愛和太陽幼稚園)
これは子どもたち同士だけでなく、先生たちにとっても同じで、目標となる存在がいることが成長につながると感じています。
また、人間性や個性を大切にすることも大事にしています。
また、当園では朝9時30分一からー斉に保育が始まります。全員が同じタイミングでスタートすることで生活のリズムが整い、子どもたちも安心して活動に入ることができます。
園によって登園時間のスタイルはさまざまですが、当園では一斉スタートの環境づくりにもこだわっています。
先生たちの想いと発想が形になる園づくり
先生たちの育成にも力を入れており、どの先生でも安心して任せていただけるようにしたいと考えています。
もちろん先生一人ひとりの個性を大切にしながらも、保育の質を一定に保つため、日々の研修やチームでの連携を重視しています。

正課の体操は子どもたちに大人気のプログラムです。
体を思いきり動かしながら、楽しみの中で自然と体力やバランス感覚が身についていきます。
(愛和太陽幼稚園)
また、園で行っているさまざまな行事や取り組みの多くは、先生たちの発想から生まれています。
お泊まり保育での夜の畑道を歩く「夜の探検」や、園庭の横にある「太陽の丘」の増設も、子どもたちと泥だんごを作りたい!と、現場の先生たちのアイデアから始まったもの。
新しいことを取り入れる柔軟さと、大切にしてきたことを守るバランスが重要だと考えています。

カレー作りや夜の探検など、普段の保育では味わえない体験が盛り込まれているお泊まり保育。
ドキドキとワクワクがつまった一大イベントです。
(愛和太陽幼稚園)
クラス運営はチーム保育で支えており、経験豊富な先生がフォローに入りながら、子どもたち一人ひとりに目を配る体制を整えています。
全体を見ながら、子どもたちが安心して過ごせる環境をつくることが大切です。
主体性は、日々の関わりの中で育まれる
保育においては、自由にのびのびと過ごす時間と、集団の中でルールや忍耐を学ぶ時間の両立も意識しています。
自由保育は大切ですが、ただ自由にするだけではなく、子どもたちが社会の中で生きていくための力も育てていきたいと考えています。
例えば、「バスの中で静かにしなさい」と一方的に制限するのではなく、子どもらしさを大切にしながら、場面に応じた行動ができるように伝えていきます。
おゆうぎ会の劇づくりでは、まずストーリーを読み聞かせることから始め、子どもたちが物語の内容をしっかり理解できるようにしています。
そのうえで、「どうしたらいいかな?」と子どもたちと一緒に考えながら進めていくことで、自分の役割を意識したり、友だちと気持ちを合わせたりする経験へとつながっていきます。
こうした積み重ねが、より主体的に活動に関わる姿勢を育んでいます。日々の保育の中で、さまざまな体験を通して成長してほしいと願っています。

栄養士さんが考えている給食は、素材の味を生かしたやさしい味付けが特長で、先生たちからも「おいしい」と好評です。
(愛和太陽幼稚園)

子どもたちの成長を見守る身体測定の様子。
幼稚園で過ごす3年間の中で、大きく成長していく姿を温かく見守っています。
(愛和太陽幼稚園)