
日本人と外国人のダブル担任制による英語教育で、日常的に楽しく英語を使える環境です。(金の星幼稚園)
横浜市都筑区にある金の星幼稚園は、創立75年の伝統を持つ幼稚園です。ダブル担任制の英語教育や専門講師陣によるレッスンなど、家庭ではなかなか経験させてあげられないような、子どものチャレンジと成長を後押しする取り組みが数多くあります。
本物に触れる機会を大切にするこの幼稚園で、子どもたちはどのように過ごし、どう成長していくのでしょうか?同園で勤続20年以上というベテラン先生3名に、園生活のリアルな成長のエピソードを伺いました。
外国人と日本人のW担任制。
8カ国籍の先生と育む、世界に通じる英語力の土台
―ダブル担任制で英語教育に力を入れていらっしゃいますが、指導で意識されていることはありますか?
まどか先生:
外国人の先生は英語だけで話し、日本語は使いません。私は日本語も使いますが、子どもが理解できていないときには直訳をせず、連想できるようなヒントを出すようにしています。
ポール先生:
たとえばフルーツの名前のような簡単なテーマなら、ヒントで十分。でも、ちょっと難しい場合は映像やフラッシュカードの出番です。すぐに分かる子もいれば、時間がかかる子もいますが、待てば自然と分かるようになっていくので、プレッシャーをかけないことが大切です。
―英語の先生は8名いらっしゃるそうですが、どんな体制なのでしょうか。
ポール先生:
8名全員、あえてバラバラの出身国の先生を採用しています。その理由は、アメリカやイギリスの発音だけに揃えないようにするため。世界にはいろいろな英語があるので、特定のネイティブの発音しか聞いたことがないと逆に聞き取れなくなってしまうことも。多様な英語に触れることが、将来どんな相手とも臆せず話せる耳を育てると考えています。
まどか先生:
日常生活にも英語を取り入れているので、簡単な英会話なら1日過ごせてしまうくらい自然と身についています。だから日本語より先に英語の単語を覚えてしまうケースも出てくるんですよ!たとえば長方形や正方形を「しかく」と表現する年齢の子も、レクタングルやスクエアという英語で先に覚えてしまう子もいて、思わず「え、知ってるの!?」と驚かされます。

子どもたちが登園したら、毎朝の「マンツーマンイングリッシュ」の時間。
外国人の先生と1対1で話す自然な発話力を育みます。
―英語だけでなく、専門講師によるレッスンも充実していると伺いました。
ひろみ先生:
鼓笛・体操・絵画・文字・数・国語・英語・リズム・ダンス・ピグマリオン、論理エンジンの11科目の専門講師によるレッスンが、日替わりで1日1科目あります。
まどか先生:
担任とはまた違う目線で見てもらえることで、キラリと光る新たな一面を発揮する子も少なくないですよ。
ひろみ先生:
専門講師はみんな、園長先生の厳しい基準をクリアした素晴らしい先生ばかり。「ずっとこの先生がいい」という保護者の声から、同じ先生が長く担当し続けることが多いですね。

数学的センスの基礎となるピグマリオンの図形パズルに没頭する子どもたち。
遊びの中で自然と興味や集中力、自信を高める11科目もの専門講師保育が日替わりで行われます。
「星の子フェスティバル」から「鼓笛隊」まで!
子どもも先生も本気で挑むイベントが盛りだくさん
―行事がたくさんあるのも金の星幼稚園の特長ですよね。特に印象に残っているものを教えてください。
まどか先生:
年に一度、宮前市民館で行う「星の子フェスティバル」ですね。年少さんは歌とダンス、年中さんはダンス、年長さんはバレエや日本舞踊、英語劇と決まっていますが、演目は複数のなかから園児たちが自分で選べるようにしています。「これを演じたい!」と自分で選ぶことが、たいへんな練習も乗り越える力になるからです。
ひろみ先生:
本物の体験をしてほしいという思いから、照明や大道具にもこだわっています。とくに、劇団四季で活躍された方に指導いただいたミュージカルは、衣装も小道具もとことんこだわっていたのが印象に残っています。
ポール先生:
私の子どもも卒園生ですが、年中のフェスティバルで手作りして踊った時のアイテムは、今でも大切にテレビの上に飾ってあります。街でフェスティバルや運動会の思い出の曲が流れてくると自然に踊り出してしまうくらい、何年経っても強く記憶に残っているみたいですね。
ひろみ先生:
フェスティバルの最終演目を披露するのは先生たち。もちろん先生たちもハードな練習を乗り越え、本気で舞台に立ちます。子どもたちや保護者の方々も、毎年楽しみにしてくれているんですよ。
まどか先生:
どんな行事も、先生たちが楽しみながら全力でがんばる姿を見せることで、子どもたちもそれに引っ張られるようにやる気を出し、楽しんで取り組むようになっていきます。そして、子どもたちががんばるから、先生たちも本気でがんばるーーそんなよい循環ができています。

宮前市民館の舞台で行われる「星の子フェスティバル」では、本格的な照明や大道具に囲まれて好きな演目を演じます。
――鼓笛隊は全日本マーチング大会にも出場されていますね。
まどか先生:
練習は年少さんのリトミックから少しずつスタート。年長になってから楽器を持って本格的に取り組みます。本番は代々木第二体育館など、オリンピックでも使われる会場でリハーサルもなく、整列した瞬間から先生の手を借りず子どもたちだけでやり遂げます。
ひろみ先生:
そこまで仕上げるには、毎日の積み重ねが欠かせません。暑さや楽器の重さに苦労する日もありますが、乗り越えた先で大きな会場から拍手をもらう瞬間は、まさに成功体験そのもの。

年長さんの一大イベントのひとつが「全日本マーチング大会」。毎日練習した成果を子どもたちだけで発表します。
「1日先生」でパパが先生に!
子どもたちの日常に触れる特別な1日
―保護者の方が参加できるイベントもあるそうですね。
ひろみ先生:
「1日先生」では、保護者の方に朝から帰りまで丸1日、クラスに入っていただきます。年少さんはお父さん限定、年中さんはどちらでも良く、年長さんはお母さんという形。参観ではなく、保育に一緒に入っていただくことで、集団のなかでの普段のお子さんのようすを見ていただきたいという狙いです。
―年少さんがお父さん限定なのはなぜでしょうか?
ひろみ先生:
幼稚園に足を運ぶ機会が少ないお父さんもいらっしゃるので。1年に1日だけでも、その子のためだけの時間を作ってもらいたいという園長の考えからです。当日はお父さんの仕事について、子どもたちにプレゼンテーションもしていただきます。
ポール先生:
他の子たちの「すごーい!」という反応を見て、「僕のパパってすごいんだ」と誇らしく思うきっかけにもなります。お父さん方からも好評で、「宝物のような1日でした」と喜んでくださるお父さんも多いですよ。
ひろみ先生:
参加後には、園長や私たちとより良い園づくりに向けたアイデアなどを話し合う時間も設けているんですよ。保護者の皆さんとの絆も深まり、「子どもを共に育むパートナー」として同じ方向を向いて歩んでいける実感が湧いてきます。
先生も主役!熱量が伝わり合う、
金の星幼稚園のチームワーク
―先生同士の関係性は、どのように築かれているのでしょうか?
ポール先生:
日本人と外国人でペアを組みますが、新しいペアになったときは関係性を築くのにコミュニケーションが欠かせません。行事のたびによく話し合い、意見が異なるときもありますが、目指すゴールはいつも同じです。
まどか先生:
みんな本気だからこそ、意見がぶつかるときもあります。でも、他の先生が間に入って話を聞いてくれるので、いつも気持ちを切り替えて前に進めています。
ポール先生:
イベントのときの先生たちの団結力はすごいですよね。先生が本気で楽しんでいると、その空気は子どもたちにも伝わります。
まどか先生:
先生も、子どもたちに負けないくらい主役のつもりですから!全力でがんばって、一緒に喜んで、一緒に悔しがる。それが金の星幼稚園らしさだと思います。
ポール先生:
その姿勢は、大山園長先生から受け継がれているものだと思います。本物志向でハイレベルなアイデアをどう実現するか、先生たちはみんな奮闘していますね.
ひろみ先生:
園長先生を筆頭に、熱くて一生懸命な先生方が、金の星幼稚園の自慢です。子どもたちと先生が相乗効果で成長する姿に、私も日々パワーをもらっています。
―未就園児のお子さんが体験できるコースにはどんなものがありますか?
まどか先生:
英語教育が体験できる「親子で英語で遊ぼう」、体操やピグマリオン、文字の専門保育が体験できる「親子で学ぼう講師保育」と、土曜日には縁日あそびやクリスマス会などの各種イベントも行なっています。1歳半から3歳の未就園児のお子さんが対象で、すべて無料で参加できます。ぜひ金の星幼稚園の楽しさを親子で体験しにきてください。みなさんの参加をお待ちしています!

1歳半から参加できる未就園児コースには、英語教育や講師保育を体験できるコースはもちろん、
親子体操などの気軽に楽しめる体験イベントも。