畑にプール、広い園庭でのびのび元気。体育・音楽にも夢中になって、得意を伸ばします

横浜市青葉区にある奈良幼稚園。広い園庭でたくさん遊べる時間を設けているほか、カリキュラムや行事が充実している幼稚園の園長・鴨志田清先生にお話しを伺いました。

子どもは「遊び」を通して成長します。豊かな自然に囲まれた奈良幼稚園は子どもにとって最高の遊び場であり、学びの場です。広い園庭で駆け回り、滑り台やジャングルジムなどたくさんの遊具や砂場で運動能力、コミュニケーション力、創造性を伸ばしていきます。

カリキュラムや行事が充実しているのも特長です。鍵盤ハーモニカをはじめとするさまざまな楽器に触れる音楽指導、マット・跳び箱・なわとび・鉄棒・ボール運動を行う体育指導は、どちらも専任の講師が担当します。体力づくりにはとても力を入れているので、6月半ばからは、晴れた日は毎日のように園内にある常設プールでの水泳指導も行います。また、毎年3学期に「こどもの国」で行うマラソン大会は全園児が参加し、年長さんは1km以上を走破。たくましい成長ぶりには目頭が熱くなります。

800平方メートル超という広い園庭。子どもたちが作物を育てる畑やプールもあります。

園内と寺家ふるさと村にある園占有の畑では、種まきから収穫までを行い、命や食べ物の大切さを学びます。さらに、幅広い美術制作活動も行っています。12月には和紙に色をつけてたこを作り、園庭でたこ揚げをしたり、節分にはお面を作って豆まきをしたり。こうした体験は子どもたちの記憶に刻まれ、心を豊かにしてくれるでしょう。

2019年度からの保育料無償化に伴い、子育て支援にも力を入れ、預かり保育も充実させました。就労や出産、介護などの条件が合えば利用可能で、お仕事を持つお母さんも少なくありません。

美術指導は、創造性を大切に、絵画や季節をテーマに身近なものを使った制作を行います。

私たちは子どもたちの成長・笑顔を一番の喜びとし、一人一人の個性を認め、伸ばしていくことを心がけ、日々子どもたちと過ごしています。特に初めて集団生活を送る年少クラスには補助の職員を多数配置し、職員は子どもたちの声に耳を傾け、保護者と連携を取りながら、子どもたちが健やかに成長できるよう日々の保育に当たっています。親子共に安心して楽しく園生活を送れるよう、そして子どもたちみんなが幸せになることを心から願っています。

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お話を伺ったのは

園長 鴨志田清 先生

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