認定こども園エクレスの「エクレスフィア」ってどんなところ?

横浜市都筑区にある認定こども園エクレス。幼稚園の幼稚園舎で行われてる未就園児クラス「つぼみ組」と、保育園舎で行われる満三歳児クラス「ひまわり組」のようすを先生に伺いました。

認定こども園エクレス 未就園児クラス エクレスフィア

モンテッソーリメソッドに基づくカリキュラムだそうですね。

モンテッソーリ教育では、子どもたちが自分を育てるためにする活動のことを「お仕事」と言っています。保育室内には子どもたちの興味や関心に合わせた教材を準備しています。子どもたちはそのなかから自分がやりたいことを選んで遊びます。すぐに終わることもあれば、何度も繰り返し、集中することもあります。大切なのは結果ではなく過程です。

ただ2歳の子どもたちにとっては日常生活のすべてが「お仕事」になります。登園して靴を履き替え、上着を脱いでハンガーに掛けるといった身支度もひとりでできるように導きます。困ったときは、「先生、お手伝いしてください」と自分から発信できるように促します。

認定こども園エクレス 未就園児クラス エクレスフィア

子どもたちが夢中になって取り組む「お仕事」にはどんなものがあるのでしょうか。

最初は教材を棚からテーブルへ運ぶだけでも精いっぱいですが、次第に穴にひもを通す、線に沿ってはさみで切るなど、教材を使った「お仕事」にも集中して取り組むようになります。教材はできるだけ本物を準備し、ガラスや陶器など、落とすと割れるものは丁寧に扱うことを学びます。「お仕事」ができたときの喜びは、子どもの自信となり、何事にも積極的に取り組めるようになる力の基となります。

保育者は子どもと話す言葉にも細心の注意を払っています。「ねんね」「わんわん」などはなるべく使わず、子どもが吸収してもよい丁寧な言葉で話します。子どもたちも先生と話すときは目を見て話すこと、大人に対する言葉遣い、関わり方などのマナーを身につけていきます。

幼稚園ガイドブック&よりよい発達ってなんだろう?Vol.93

お話を伺ったのは

主任保育士 須田知子先生

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