半年間は親子一緒、その後、子どもたちだけで過ごします。
ゆりかごプレスクールは、子どもたちが初めての集団生活を通して、同じ世代のお友だちや先生と交流をもつことで、幼稚園が楽しい場所であることを知ってもらうための教室です。前半は親子一緒に参加することで幼稚園を大好きになってもらい、様子を見ながら11月頃をめどに子どもだけに移行していきます。ママ同士も仲良くなって4月からの園生活を親子で楽しむための助走期間にしてほしいですね。
ゆりかごプレスクールならではの取り組みがあるそうですね。
指に絵の具を直接つけて行うお絵描き、粉からこねて作る小麦粘土、野菜を輪切りにして行うスタンプ、みんなで一緒にする手遊びや体操など、家庭ではあまりできない遊びが中心です。近隣の公園で思いきり体を動かす時間もあります。さらに、カードに書かれた数字を指で答えたり、遊びや制作の時間を通して色や物、動物の名前を覚えたりと、自然な形で文字、数、言葉に親しんでいきます。
専任講師によるリトミックは、子どもたちが大好きな時間。音楽に合わせて動物になったり、雲になったり。子どもたちの笑顔が絶えません。また、親子一緒の前期には、荒井園長先生のライフワークでもある知育教育「ピアジェ」を、2歳児向けの教材を使ってチャレンジするところも特長です。翌春に入園してからも行われるこのピアジェ教育は、空間認知や仲間分けなどを遊びを通して学び、柔軟な思考力を育てます。
幼稚園ガイドブック&よりよい発達ってなんだろう?Vol.93