咳喘息とアレルギーの改善に積極的


▲咳の原因究明に使用する「ナイオックス・マイノ」(右)、「スパイロメトリー」(左)きくち内科(青葉区市ヶ尾町)

咳やアレルギーのスペシャリスト
訪問診療まで幅広くサポート

 院長、菊池先生のもとを訪れる患者さんで最も多いのが「咳が止まらない」と訴える人。気道の炎症を測る「ナイオックス・マイノ」で検査をすると、患者さんの半数にアレルギーが認められるそうで、咳喘息を患っている人の割合も多いそうです。これは、ハウスダスト、ストレスなどさまざまなアレルゲンが要因で、風邪と併発することも多い病気です。「咳は放っておかずに早めの受診を」と呼び掛けます。

 花粉症などアレルギー疾患の患者さんも変わらず増加傾向です。「原因となるアレルゲンを少しずつ体内に取り入れ、体質改善を目指す舌下免疫療法をお勧めしています」と菊池院長。3~5年の継続が必要ですが、花粉の季節の3~6カ月前に治療を開始することで、改善に向かう患者さんが多いそうです。また、きくち内科に通院歴があり、健康状態を把握した患者さんに限り訪問診療も行っています。「患者さんが住み慣れた地域や自宅での生活を継続できるよう、これから少しでも訪問の幅を広げていければ」と在宅医療にも意欲的です。

大きな窓から光が差し込む明るい待合室。マッサージチェアやAED、自動血圧計も設置してあります(きくち内科:青葉区市ヶ尾町)
▲大きな窓から光が差し込む明るい待合室。マッサージチェアやAED、自動血圧計も設置してあります(きくち内科:青葉区市ヶ尾町)

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