【教えてドクター】Q.飛行機に乗っているときのような、耳が詰まったような症状が続いています。

A.まずは受診を! 「耳閉感」に隠れるさまざまな病気。

耳が詰まったように感じる「耳閉感」は、さまざまな疾患の初期症状です。耳閉感だけで病名を特定することはできませんが、耳のなかの炎症や突発性難聴、メニエール病などが疑われます。

診察は、外耳(耳の穴から鼓膜の外側まで)・中耳(鼓膜の裏側)の診察、聴力検査、その他耳管(耳と鼻・喉をつなぐ管)の検査を行います。

はじめに耳あかの有無、鼓膜の損傷や外耳・中耳の炎症の有無を診察します。大量の耳あか、鼓膜に穴が開いたり、外耳炎や中耳炎が発症したりすると耳閉感が起こります。

突然起こる難聴やめまい、正しい生活習慣と早期治療が改善のカギ

次に外耳と鼓膜に異常がみられない場合は聴力検査を行います。聴力検査をする理由は急性の聴力低下を示す突発性難聴の存在確認です。

そのうち比較的軽度の低音域の聴力低下は難聴を自覚することは少なく、多くは耳閉感で来院します。「メニエール病」も耳閉感で発症し、さらにめまいや耳鳴り、低音難聴などの症状が起こります。

いずれも早期に集中的にビタミン剤や循環改善剤の投与が必要です。聴力が改善し耳閉感がなくなっても再発することが多いのが特徴で、そのつど治療する必要があります。

自己判断は禁物。耳閉感や違和感を感じたらまずは受診、検査を

聴力検査に異常がない場合でも耳と鼻の奥との間の空気の流れが悪くなる「耳管狭窄症」も耳閉感がでてきます。

多くはアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎といった鼻の病気が原因になるのですが、それ以外にも鼻の奥に悪性腫瘍が隠れていることもまれにはあります。

いずれにせよ耳閉感は放置せず耳鼻咽喉科を受診することが大切です。

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お話を伺ったのは

佐久間耳鼻咽喉科クリニック 院長 佐久間惇先生

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