専門の異なる複数の医師たちが質の高い医療を提供

武蔵小杉森のこどもクリニック ビタミンママ

▲武蔵小杉森のこどもクリニック:川崎市中原区

大熊先生がモットーとする、「こども医」について教えてください。

私が考える「こども医」は、「身近にいて、子どものことなら何でも相談できる医師」です。国立病院の小児科医として14年間勤務し、循環器とアレルギー、肥満が専門ではありますが、それ以外の症例もトータルで診てきましたので、「いつもと様子が違う」と思ったらすぐに受診してください。安静にしていれば問題ないのか、専門的な治療が必要なのか、あるいは緊急を要することなのかなどを迅速に判断し、必要に応じて専門医にバトンタッチします。それが地域の子どもたちの健康を守る「こども医」の役割だと考えています。

私自身も4人の子どもがいますから、診療だけでなく予防接種や健診、子育ての悩みなど、気軽に相談してください。また診察の最後には「ほかに困っていることはありませんか?」と必ず聞くようにしています。

クリニックには専門の異なる複数の小児科の先生が在籍しています。

私以外の先生の専門は、血液、新生児、腎臓、感染症、児童精神です。専門的な医療を提供できるのはもとより、難しい症例についてはそれぞれの専門知識や経験を生かして治療方針を決定しますから、大病院に行かずとも質の高い医療を提供することができます。常に医師2名で診療に当たるので、待ち時間の短縮にも役立っています。

「じっくり専門外来」も特長的です。

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▲PCR法で新型コロナウイルスやマイコプラズマなどの診断が約15分でできる、感染症遺伝子検査機器を導入(武蔵小杉森のこどもクリニック:川崎市中原区)

「心臓病」「アレルギー」「肥満・生活習慣病」「おねしょ、頻尿、血尿、蛋白尿」「低身長、発育」、「児童精神発達外来」「ワクチンデビュー外来」「シナジス外来」の8つを総称して「じっくり専門外来」と呼んでいます。

たとえば「ワクチンデビュー」は、「生後2カ月から予防接種します」って予診票がいきなり自治体から送られてきても戸惑いますよね。すべてに対して目的や効果、そしてリスクなどを知れば、不要不急ではないことが分かり、ひいてはそれがお子さんの健全な成長につながるのです。親御さんの気持ちに寄り添い、安心して子育てするために伴走していきたいですね。

お話

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武蔵小杉森のこどもクリニック
院長 大熊喜彰先生

日本医科大学医学部卒業。国立国際医療研究センター小児科、東京女子医科大学循環器小児科を経て、2019年より現職。日本小児科学会認定小児科専門医。医学博士。

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