大きな窓から電車が見える! 駅の目の前という立地を生かし、子どもも笑顔で通院

 

▲宮前平トレイン耳鼻咽喉科:川崎市宮前区

なくてはならない耳鼻咽喉科として、地域の皆さんに信頼されています。

当院は、耳鼻咽喉科全般はもちろん、アレルギーや睡眠時無呼吸症候群、漢方、補聴器外来など幅広く対応しています。

土日も診療しているので、親子一緒に診療をという方も少なくありません。「あって良かった、なくては困る」と思われるクリニックを目指しているので、そう言っていただけるのはとてもうれしいですね。

近年、スギなどのアレルギーに悩む子どもが増えているそうですね。

激増しています。耳鼻咽喉科医とその家族を対象とした全国調査によると、スギ花粉症の5~9歳の有病率を比較すると、1998年は7.5%だったのが2020年には30.1%と、20年で約4倍になっています。

毎年、1月ごろからゴールデンウィーク明けくらいまでこの症状に悩む方がとても多いです。大人ももちろんつらいですが、子どもの場合は外で遊べなかったり、集中力がなくなったりと、さらに心配です。

そこで私がおすすめしているのが、「舌下免疫療法」です。毎日1回、アレルギーの原因となる物質を少しずつ体に入れて慣らすことで、体質を変え、根治を目指すというものです。治療期間が3~5年かかりますので、できれば小学校低学年のうちに始めて、中高生になったら、アレルギーを気にせず、勉強や部活などを思い切り楽しめるようになってほしいですね。大人にももちろん同じように効きますので、親子で舌下免疫を受ける方もとても多いです。

宮前平トレイン耳鼻咽喉科 ビタミンママ

▲往来する田園都市線が見える院内の大きな窓。鉄橋を通過するシーンに見とれる子も少なくないそう
(宮前平トレイン耳鼻咽喉科:川崎市宮前区)

子どもの患者さんが笑顔で通院してくる印象です。

耳や鼻、のどなどを診られるのは子どもによっては怖いと感じる子もいます。また、アレルギーや中耳炎の子は、通院が長引く場合もあります。

そんな子どもたちのために、駅の目の前という好立地を生かして作ったのが、院内の大きな窓です。田園都市線の電車がゆったりみられる特等席という最高のご褒美を楽しみに通院するお子さんがとても多いのです。子ども好きの私にとって、とてもうれしいです。

お話

宮前平トレイン耳鼻咽喉科 ビタミンママ

宮前平トレイン耳鼻咽喉科
院長 伊東祐永先生

金沢大学医学部卒業。日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会認定耳鼻咽喉科専門医。金沢大学附属病院、福井県済生会病院、市立輪島病院、氷見市民病院などの勤務を経て現職。

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