▲佐久間耳鼻咽喉科クリニック:川崎市宮前区
開院から20年以上が経過し、地域に欠かせない存在です。
地域のかかりつけ医として多くの患者さんに信頼していただいているのは、本当にうれしい限りです。一貫しているのは、患者さんと同じ目線で話すという診療スタイルです。
一方で大きく変わったものもあります。例えば、患部を映し出すモニターはずいぶん進化しました。患者さんが自身の患部を確認し、病気を視覚的に理解できる機会が増えたので、「治そう」というモチベーションにもつながります。
▲院内のいたるところに飾られている、先生お手製のジオラマ。ネプライザーの前にもあり、治療に飽きることなく取り組む子も多いそう(佐久間耳鼻咽喉科クリニック:川崎市宮前区)
診療では、「医師としての第六感」を大切にされているそうですね。
第六感というか、これまでの経験値の積み重ねで、視診と問診でおおよその見当はつきます。例えば、喉からの出血や、なかなか治らない口内炎など、ふとした相談に違和感を覚え、すぐに連携をとっている聖マリアンナ医科大学病院での精密な検査を促したところ、下咽頭がんや舌がんの早期発見につながった事例もあります。気になることがあったら、迷わず受診してください。
お話
佐久間耳鼻咽喉科クリニック
院長 佐久間惇先生
聖マリアンナ医科大学医学部卒業。同大学院博士課程修了。日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医。京浜総合病院勤務、聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科医長などを経て2001年より現職。
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