私が前職で釣りの雑誌の編集をしていたときから15年近いお付き合いをさせていただいており、今でもとてもいい友人のイヨケンこと伊豫部健プロ。
普段はバスフィッシングの本場、アメリカのトーナメントに参戦しながら、自身が主催するルアーブランド「10 Ten Feet Under」のプロモーションをしたり、SHIMANO(釣り具と自転車で有名)やラパラ(フィンランドのルアーメーカー)などのスポンサーワークに従事したり、雑誌やテレビなどのメディア取材に出たりするなど、多忙な毎日を送っています。
まさに、プロ中のプロ。
家を空けることも多いイヨケン(古くからの友人なので、ここではそう呼ばせていただきます)ですが、家族も大事にしています。
昨日は娘ちゃん(次女ちゃん)と管理釣り場に行くということで同行し、2022年3月15日に発行予定の「デキる子どもを育てるシリーズ 非認知能力を高める釣りの本」のコンテンツのひとつとして取材に協力していただきました。
▲イヨケンの愛車、マツダCX-8。スポンサーのSHIMANOと、自身のブランド10FTUのロゴがラッピングされています
イヨケンの地元・愛知県常滑市から車で1時間少々。三重県いなべ市にある、「フィッシング サンクチュアリ」さんへ。
ここはイヨケンのお子さんが小さい頃から、毎年遊びに来ているそう。
ちなみに長女ちゃん(中3)、そして今回取材に協力してくれた次女ちゃん(小4)ともに保育園の年少さんからここで釣りを楽しんでいるのだとか。
▲フィッシング サンクチュアリ。釣りだけでなく、クラブハウスにランチやティータイムで訪れるお客さんも多いそう
▲サンクチュアリさんで魚の供養の意もこめて行われる毎年恒例のイベント「たけあかり」。2万本の竹に灯されるあかりの幻想的な風景は必見です
2019年度の模様はこちらをご覧ください。↓
※2021年度の飲食店の出店はありません。
受付を済ませてさっそく釣り場へ。
透明度の高い池にはたくさんのニジマスが見えます。
魚の反応をみながらルアーの色を変えたり、動かし方を変えたり。これができる、できないで釣果が大きく変わってくるのが管理釣り場のおもしろいところ。
娘ちゃんも自ら考え、行動に移し(←これ、大事)、ニジマスをゲットしていました。
▲パパのイヨケンも負けじと次々にニジマスを釣り上げ、「お父さんの貫禄」を見せつけます。おっと、あまり書きすぎてもアレなんで、詳しくは本誌をお楽しみに。
釣ったニジマスは下処理をして持ち帰ります。
下処理担当は娘ちゃん。キッチンバサミを使って器用に捌きます。
▲内臓を出して血合を取り、きれいに洗って氷詰めのクーラーへ。家で塩焼きにして食べるそう
「魚、好き?」と聞くと、「自分で釣った魚は美味しいから!」と娘ちゃん。
なかなか釣れないときにいろいろ試して、やっと釣れたときが釣りの楽しいところ、と語ってくれました。コメントがもはや釣りのプロ。イヨケンの濃いDNAを感じずにはいられませんでした。
お昼は池が見えるテラスでランチ。
ここでのおすすめはニジマスのお刺身!
▲一見、サーモンみたいですが脂っぽさがなく、甘みが感じられて非常に美味でしたニジマスのお刺身は入荷状況にもよるので、「食べたい!」という方は事前にご確認を
さて、食後に再チャレンジ。といっても今度はエサ釣り。
ねりエサを針につけ、池に入れるとすぐに釣れました。もう、ぐうの音も出ません。そんじょそこらの釣り師には負けない釣りウマちゃんです。
▲エサ釣りは貸竿300円、釣った魚は1匹300円で買い取り、その場で塩焼きにしていただくことができます(塩焼き代200円)
▲自分で釣った魚を食べる。しかも釣りたて。おいしくないはずがありません!テラスでピザとポテトを食べた娘ちゃんでしたがペロッと完食しました
こんな感じで楽しい1日を過ごしたイヨケン親子。
いつもは長女ちゃんも一緒に来るそうなのですがこの日は外せない用があり、残念ながら欠席。次女ちゃんいわく「お姉ちゃんは私よりも釣る!」とのこと。「この姉妹とイヨケンがサンクチュアリに来たら、魚がおらんようになるんちゃうか」と、心配になった私でした。
▲今回お世話になりましたサンクチュアリのみなさん、ありがとうございました!
最後に。
アウトドアでの心配事のひとつが、危険な虫です。アブやハチが近くに飛んできただけで、パニックになりますよね。そんなアブやハチの天敵であるオニヤンマを形取ったブローチがその名も「おにやんま君」です。衣服や帽子などにつけて、危険な虫を牽制します。
▲釣り糸のメーカー、サンラインさんから絶賛発売中で、売り切れになっている釣具店も多いそう
外遊びに欠かせないアイテムになりそうです。