読んでみよう!夏のおいしいえほん

夏に食べるおいしいものは? 海でお母さんにかってもらったかき氷?
おばあちゃんの家で食べたとれたてのトウモロコシ?
大きなスイカをわって、家族みんなでがぶりとかじったこともあるでしょう。
食べものといっしょに夏のたのしいおもいでもうかんできます。

紹介する絵本は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:2025年夏の号で掲載しています。


『あれたべたい』(あかね書房)

文/枡野浩一 絵/目黒雅也 あかね書房 1,430円(税込)

たんじょうびに食べたいものは、いつか、ばあばと食べた「あれ」
「たんじょうび、なにがたべたい?」。お父さんが男の子にきくと「あれがいい!」「ばあばとたべたあれ!」「あまくって、ひんやりしてて、ふわふわのあれ!」あれってなんでしょう? ふたりはまちにさがしにいくことにしました。男の子が食べたいものはみつかるでしょうか。

『トマト』(小学館)

作/荒井真紀 小学館 1,650円(税込)

たねからトマトを育てたら…せいちょうをうつくしい絵で
トマトのたねは、とってもとってもちいさいのです。ちいさなたねを土にうえるとめがでて、ぐんぐんのびて、きいろい花をさかせます。やがて、花は、かれ、実がふくらんで、それはみごとなトマトへとせいちょうします。トマトのそだつようすがていねいな絵でかかれています。

『アイスクリームおうこく』(ポプラ社)

作/ナカオマサトシ 絵/イヌイマサノリ ポプラ社 1,430円(税込)

王さまがあいした いちばんおいしいアイスって?
アイスクリームがだいすきな王さまは、朝からばんまで、「もっとおいしいアイスをもってこい!」とめいれいします。アイスクリームしょくにんたちは、「これこそサイコーのアイスです」というのですが、王さまどれも気にいりません。王さまは、とうとう、ねこんでしまいました。

『トウモロコシのおもいで』(講談社)

作/早秋 丸 訳/小川 糸 講談社 1,870円(税込)

けっしてわすれない 夏の日のおもいで
まっさおなそらのした、女の子は、おばあちゃんとみどりの田んぼの道をあるいていきます。ついたところは、とうもろこしばたけ。ポキッ!パキッ! たのしいおとがして、おばあちゃんのかごはとうもろこしでいっぱいになります。たいせつなある夏の日のおもいでです。

『ラージャのカレー』(偕成社)

作・絵/国松エリカ 偕成社 1,320円(税込)

人も動物も、そして雲までげんきにするふしぎなカレー
ラージャは、みなみの島のカレー屋さん。スパイスえらびは、お手のもの!どんな材料でもサイコーにおいしいカレーになるんです。ぐつぐつ煮こんだお鍋からただようおいしいにおいは、ジャングルをとおりぬけ、はたらく人たちをげんきづけます。だれもがラージャのカレーをひとくち食べると力がわいてくるのです。

※価格は2025年5月現在のものです


えほんを紹介してくれた人

えほん専門書店「南と華堂」 井上 優子さん
子育てをするなかで、 親が子どもに絵本を読ん であげるということが、 子どもにとっても親 にとっても、とても大切なんだということを 実感し、 絵本の魅力に惹かれて、 読み聞かせ ボランティアの活動を10年ほどしてきました。 親の介護のため実家に移り住むことになり、 絵本の魅力を伝えることをライフワークにし たいという思いから、 日野市南平に絵本の店 「南と華堂」 を開きました。「南と華堂」HPへ


合わせて読みたい記事

國學院大學人間開発学部

國學院大學人間開発学部の先生方による子育てエッセイをお届けします。幼児期から小学生までの子育てファミリーへの応援メッセージが込められたエッセイです。 絵本の読み聞かせは、子どもの成長にとってさまざまな意味と効果があります。今回[…]

國學院大學人間開発学部

國學院大學人間開発学部の先生方による子育てエッセイをお届けします。幼児期から小学生までの子育てファミリーへの応援メッセージが込められたエッセイです。 絵本の読み聞かせは、子どもの成長にとってさまざまな意味と効果があります。今回[…]

「おいしいえほん」とは…

おいしい絵本 ぎょうざ ビタミンママ

「ビタミンママのおいしいえほん」は、年4回発行の食育フリーペーパーです。
お気に入りの絵本に出てくるおいしそうなあの料理。どんな味かな? どうやってつくるの?
想像をふくらませて、親子でキッチンに立ってみたり、絵本をめくってゆっくりお話ししてみたり。「そんな楽しい時間がもっともっと増えますように」そんな思いで「おいしいえほん」をつくっています
もっと、詳しくはコチラ▶︎

おいしいえほん 食育 ビタミンママ

Follow us
「おいしいえほん」の更新情報を発信しているので、フォローしてね!