【気になる子どもの行動】負けることが我慢できない

子どもの「気になる」行動について専門家に聞いてみました

一人で遊べる時間が増えたり、少し言葉が出るようになったり、子どもの成長を実感してうれしいと思う反面、自我の発達に伴って自己主張も激しくなり、「これって大丈夫?」と不安に思うことはありませんか。多くのママが疑問や不安を感じる子どもの「気になる」行動をリストアップしました。

負けることが我慢できません
イヤイヤ期 対応 3歳 発達障害
結城教授

2~3歳ごろまではそれほど気にすることはありません。大人が相手の場合には勝たせてあげるのもよいでしょう。

ルールを守ることの大切さを学び、悔しくても我慢できるようになるには、集団の中で経験を重ねることが大切です。ルールを破ってお友だちを泣かせたり怒らせたり、あるいは許してもらえたりすることで学習します。

ただし、負けることが許せない子に、周りが冷たく対応して一緒に遊ぶのをやめてしまったりすると、学習できず適応するのに時間がかかることがあります。

 

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お話を伺ったのは

國學院大學人間開発学部 子ども支援学科 結城 孝治教授

専門は臨床発達心理学、発達心理学。子どもの思いを理解し、子ども視点での子育ての在り方を、自らの子育て経験も交えつつ、わかりやすく解説してくれる。保育所等での発達心理相談の経験も豊富。